昼下がりから
いつも以上♡焦れ焦れし
回数ごとに♡はげしくなりつつ
只今の時刻は
サザエさんもとっくに終わってる
寝落ちしてるマリちゃんを眺め
優しい雰囲気から一転
マリちゃんの前では見せない顔。
同じ挑発するにも
堂々してた元彼S氏より先輩のが
……タチ悪い
可愛い寝顔
もう俺だけにしか見せないでよ
「ごめーん、ちょっと寝ちゃてた」
「ううん、そばに来て♡」
後ろからギュッ……
「ずっとこのまま囲ってたい」
ほっぺにちゅ
首にちゅ、耳にちゅ
「雅紀くん…くすぐったい」
それから……
手が、ふにゅり♡
「いやいや、さすがにもう〃〃」
ふたりで「そりゃ…鳴るよね」
クスクス笑いあい
出前する?ピザとか…」
「さすがにピザは・・
さっぱり系の食事がいいなぁ…」
濃蜜 な運動のあとに
濃厚 な食事は( ´;゚;∀;゚;)
雅紀くんが冷蔵庫を開けて
「冷蔵庫に、いまね~
胸肉 モヤシ キューリ 豆腐 ネギ…挽肉
さっぱり中華風蒸し鶏作れるよ✨」
「ウンウン蒸し鶏いいね~
豆腐は、やっこがいいかな・・」
麻婆豆腐よりやっこ希望
胃袋オヤジでごめんよ(^^;)))
「シャワー浴びて夕飯の支度しよう
一緒にシャワー…いかないよね?」
「雅紀くん、先にどうぞ」
シュン(*σ´ェ`)σ
捨て犬みたいにしないでよ~~
「わかった!一緒にいこう」
「うん(⌒‐⌒)」
もちろん“普通”にシャワーを浴び
私が先に出て
「雅紀くん、ビール飲むよね?」
「もっちろん(^o^)/」
「私もサワー飲みたくなってきた
スーパーで買ってくる」
「その間におつまみ作っとくね
行ってらっしゃい」
22時までやってるいつものスーパーへ
昔から居酒屋で呑むなら
果実の甘サッパリ系かごを持ち
贅沢搾り缶チューハイ買おう♡
ついでにお総菜もねっ
この時間なら値引きシール狙い
あとは枝豆や乾きもの
お酒あまり飲めなくても(^^;)))
つまみは好物なんだよね
会計し
袋詰め場所にかごを置くと────
「こんばんわ~」隣にかごを置かれ
(えっ……)
まさか・・や、偶然だよね
───吉田さんだった。
「こんばんわ…」
挨拶し、かごの物を袋へ
何も聞いてないのに、自らいきなり
「朝食は“エッグスラット”を作りたくて」
「エッ、エッ、エッグ?」
ついつい反応(゜ロ゜)
「LAセレブに人気朝食なんです~」
「そうなんですね
あまりそういうの知らなくて(^^;)))」
クスクス(笑)
笑われた??
しまいには、かごの中を見られ
「お総菜、値引きですもんね~」
またお総菜…
旦那さん可哀想。。
“あんなに玄関で────”
絶対に、こいつから必死に迫ってるわ
あぁ痛いなぁ。。
この人…何なの?
聞き耳だって、たててたかもだし
今も、うちのかごの中を物色して
だから言ってやった。
「吉田さんとこの旦那さん
もしかしたら、LAに単身赴任ですか?」
「えっ…」
だって・・
一度も、この人の旦那見たことないよ
何なのよ!!
確かに単身赴任で週末は帰宅────
「ええ、そうなんです~」
今週末も帰れないと連絡
一言告げられ終わり。
「朝は、その…LA仕様なんですね
単身赴任の旦那さんの為に朝食を!」
この人の旦那が
単身赴任どーこう、どうでもいい。
こうやって…言えば、文句ないでしょ
「でわ、お先に…」
穏便に立ち去ろうとすると───
甘い声でいきなり
「雅紀さん…」
はっ?雅紀さん・・
「ホント…
ゴミすての時にいつも優しいんです~
色々お話聞いて貰ったり
はぁ!あぁ!はぁ
優しいバカ雅紀めっ
そんな話…知らないよ!!
このオナゴとゴミ捨て会話とかっ
ギャンと、、なりつつ
ここは、大人冷静に
「そうですか。
彼は老若男女に優しい方ですからね
雅紀くんが待ってるので!でわ…」
───会釈し立ち去る
すると・・・
「相変わらず─────
お酒、あまり得意じゃなく