「東北一週間修行旅」から無事帰ってきたので、

 

今日から続きを振り返っていく。

 

2日目の夜は、北上駅から徒歩20分ほどの快活クラブで宿泊した。

 

前日、カラオケボックス1時間睡眠ということもあり、案外すやすや眠ることができた。

 

それにしても、快活クラブに限らず、ネットカフェの住人は

 

みなことごとく快活とかけ離れた目をしている。

 

そういう自分もドリンクバーですれ違う人から同じように思われているのだろう...

 

しかし朝、店から出る頃にはハイライトを入れ、

 

晴れた気持ちで姉滝へ向かった。

 

2日目の旭岡山神社で興奮した僕らは、

 

目的地を当初の「秘境駅」から「気の良いところ」へ変更したのである。

 

 

途中、奥州街道があったため「面白そうだ!」とそちらへ進んだ。

 

積雪の中を、気にすることなくローカットスニーカーで進んだ。

 

山登りか?と疑うほど急勾配なところや、踏み外したらなかなか危ういところもあったが

 

これも気にすることなく進んだ。

 

金田一温泉駅から歩いて約1時間?くらい経って(かなり遠回りをしている)ついに滝が現れた。

 

 

それからさらに遠回りをして姉滝大明神へ。

(写真の滝の上に見えているのが神社である)

 

 

もちろん、他に観光客はいなかったが神社の方は足跡があった。

 

旭岡山神社でもそうだったが、感想という感想は全然出てこない。

 

おそらく、直に訪れる「晴れた気分」「澄んだ感覚」といったものが、

言語化できる類のものではないからでしょう。

 

ともかく、ずっとここに座っていたいなと思う落ち着きがもの凄いです。

 

月山神社にも行ってみようということになり、

さらに登っていきました。

 

 

小さな集落が2つあり、坊主頭の少年たちが野球ごっこをしていた。

 

「ここで生まれ育ったら一体どんな人間になっていたのだろうか?」

「毎日の生活は変わらないものかな」

「これくらいなら本気を出せば占領できそうだな..」

 

などと笑いながら進んでいると

 

 

熊注意の看板が!

 

熊は恐ろしいがこの看板はなんとも可愛らしい。

 

 

昼飯も食べずに、数時間歩きっぱなしでなんとか月山神社に到着。

 

「月読命を祀ってあるのは珍しい!」と友人が目を見開いていた。

 

神社の歴史などについては、また詳しく調べてみたいものです。

(今回の旅で非常に興味が湧いた)

 

 

唯一のコンビニで購入したファミチキに、無言でしゃぶりついて目時駅まで。

 

 

青森の駅はだいたい秘境駅と言いたくなるほどひっそり閑としている。

またどこか味がある。

 

電車が来るまでの数時間、

この寂しそうな公衆電話をいかに寂しそうに撮れるかで遊んでいた。

 

個人的には上手く撮れたと思うのだが、

 

家に眠る一眼を持ってくれば..という後悔は残る。

 

この日は三戸で降り、旅館へ泊まったのだがその話は今度にする。