こんばんは!
今日から約1か月にわたって行われる、ARCHメンバーのリレーメッセージということで、恐縮ながらトップバッターを務めさせていただくことになりました、陸前高田市出身の寺坂瑞輝(てらさかみずき)です。
誰?って感じですね。笑
ふるさとの陸前高田の若者が地域の新しい伝統をつくる、2012年度陸前高田若興人祭の副実行委員長を務めておりました!
震災から2年が経った今、これから自分がどうしていきたいかつらつら書きたいと思います。
震災から2年経った今でも私自身のやりたいことはあまりにも漠然としていて、とにかく「高田の復興のために役に立ちたい」ってことだけが固まっています。
しかし復興支援が地域づくりに移行しようとしている今、復興にガッツリ関わるためにはまだまだ力不足でむしろ足手まといになってしまいます。
そのためにこの3年目は復興の妨げになるものを防ぐような活動をしたいと思っています。
妨げになるもの、それは「風化」です。
被災地住民は忘れられることをすごく恐れています。
風化してしまったからといって復興できないわけではありませんが、住民に元気がなくなれば地域の元気もなくなるのは当然のこと。
被災地から離れていてもできること、そして離れているからこそできることが風化を遅らせることだと思っています。
しかし2年経てば
「まだ被災地悲しみアピールか」
とか
「そろそろ自分たちだけでも頑張らないと」
って考える人が増えたり、被災地から出て
「(嫌な思い出があるから)しばらく震災は忘れていたい」
「震災から離れて普通の生活をしたい」
と考える人が増えたりするかもしれません。
そういう震災に対しての世間の変化にも注目しながら活動していきたいです。
これからARCHではまだまだ被災地を応援している、寄り添っている若者はいるということを被災地や被災地以外にも周知できていければ風化を遅らせることができるのではないかと思っています。
私にとっての大きな活動は今年も若興人祭になりそうです。
今後とも皆様地域支縁団体ARCHを通して被災地に関心を向けていただけたら幸いです。
堅苦しい文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!