雨続きの沖縄県。
洗濯物が乾かなくて、母ちゃん困ってます。
そんなお空の下、週末は娘とやちむん(焼き物)作りに行って参りました。
娘が入っている「Necoのわくわく自然教室」のプログラムの一環。
このNecoはなんでも自分でやる、自分で作る、が趣旨なので、
例えば食べ物ならそこらへんに生えている草を天ぷらにしちゃったり、
潮干狩りでとった貝はドラム缶ひっくりかえした上で焼いて食べたり、
豆腐はマメから石臼で引いて作ったりします。
で。今回の「物づくり」企画は食器を自分で作ろう。
しかも粘土から自分で作ってしまおうというもの。
そこでまず一日目の土曜日は、粘土のもとになる土を拾いに行きました。
「はーい。これが粘土のもとになる沖縄の土、クチャです!」
い、石くれの塊やんけ・・・。
写真だと瓦礫の山ですが、実物も瓦礫の山に見えます。あはは。
(だって宅地造成中の工事現場の横だもん)
しかしこの石くれが、お皿のもとになるわけです。
どうするかというと、網でこれをゴーリゴーリと磨って粉にします。
魚を焼く網に見える?はいその通り、魚も肉も焼けるでしょうね、これで。
これで石くれを大根おろしの要領でおろしていきますと、
さらっさらの「粉状のもの」がたまっていくのです。
「粉状のもの」がお皿を作る量になるまで、2時間ぐらいこの作業を続けました。
そんでその後、「粉状のもの」に水をいれて練っていきます。
子どもたちは黙々と作業してました。
泥って気持ちいいしね、普段は集中力のないうちの娘も、
何故かこういったお仕事には恐るべき集中力を見せる。
こねこね、ぺったんぺったん。
これにまた2時間。やっと粘土ができあがりました。
はーしんど。
これで一日目の作業はおしまい。
あとは田んぼの中にたまった雨水のプールで
ドッヂボールをして遊んだのでした。
そりゃーもう全身クチャまみれの子どもら。
洋服はグレーに染め上がり&泥が付きすぎて底上げブーツになったスニーカー。
「あらあら、素敵になったわね」と泥人形のようになった娘に、
にっこり笑ってあげました。
洗濯物おおおお(泣)
毎日雨があああ(大泣)
・・・と心で泣きつつ、ね。
母ちゃん、ますます困ってます。
その2 につづく。
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