今日はちょっと深刻な話
先日、支援センター長や福祉課の課長さんなど、社会福祉士さんとか、施設のザビ官の方々や心理の先生等と話をする機会があり、発達障害からの精神障害等の移行の話等々の話になりました。

その中で、脳内変換がうまくいかない、また特性だったり、思い込みが激しかったりすると、嘘はついてはいないという認識が支配し、現実的には嘘をついているのですが、本人はそういう認識のない事があるという話になりました。

証拠があっても、やってないと思い込むと、やってません!と言うのです。
それは、その人にとっては嘘ではないので、本人は嘘はついていません。

しかし、一般的には「うそ」と言うことになります。

しかし、私たち支援者は、
「それ嘘だから!!」とは言えないので、対応を考えなければなりません。

しかし、子どもの頃からの支援をしていると、その特徴を認識することが、訓練によって変わってくることがあります。
なので、子どもの頃の支援はとても必要
今の大人の当事者はほぼほぼ子どもの頃の支援がない人たちばかりなので、その事による二次障害を併発しております。

そうなってくると、自分に不利な人の話や、自分の考えと違う事を受け入れることは困難になってきます。

往々にして、一般のお付き合いならそうそう、そう言うことに気がつかないのですが、支援をしてその人の性格がわかってくると、困り感が出てきたり、支援はその人の考えに合わせてやるので、当事者が絶好調の時にマウントが始まるのです。
個を認める、認めるためにはこちらが正しいと思っていても、合わせて話さないといけないこともあり、とても難しいこともあります。

そして、今、暑いですよね。
大抵の発達障害の方々は、体温調整、暑さによっての自律神経のコントロールが苦手なので、この時期は体調や精神的に波があります。
しかし、これから過ごしやすくなってくると、絶好調になり躁鬱の躁状態になり
何でも出来る!
私すごい!!
と言う行動を取ります。

躁鬱にも1型と2型がありそれによっても色々対応が違ってきます。

なので、そういうことがわかってない方が振り回されてしまう事が多々あります。

ありままの会では、そういう勉強を含めて、心理の先生をお呼びし大人部としての勉強を始めていきたいと思います。

大人部はそういう特徴を知ることで偏見をなくし、知らないから怖い、知らないから排除しようとする事を、知ることで同じコミュニティを生きている仲間として理解し会えるようにしていきたいと思っています。

以前、子どものドクターに言われた

現場は定型の心理士や講師、支援する側は定型を求めています

と言う事が、この所の出来事で痛感しております。

その理由も含め大人部としての活動をしていきたいと思っています。


そして、嘘なのか、嘘でないのかは、見方によって変わってきます。
そして、現実的に嘘をついていても、本人が嘘ではないと信じて疑わない場合は、それは嘘ではないという認識なので、絶対に認めませんので、その特徴をわかってのお付き合いをなさるのが良いと思います。