ああ苦しい
本格開始まで
あと2日
もうぼんやりと
無駄な時間なんて
過ごしたくない
寂しさも
虚しさも
全部全部
消えちゃうくらい
毎日毎日
笑って過ごしたい
毎日毎日
忙しく働いて
余計な事を
考える隙間もなくなればいい
昨日決意したんだ
もう会わないって
なのに
電話が来ると出てしまう
拒絶できない
もう辞めたい
もう忘れたい
でも
キラキラした
思い出達を
忘れられるはずもない
東京から会いに来てくれる時は
いつも買って来てくれる
こんなんで喜んじゃうあたしは
きっとかなりお手軽なんだろうな
4月に入って
あたしの仕事も
落ち着いて来たら
また日曜に会いに行くよって
昨日言われた
こないだの連休は
お天気が良くて
お弁当持ってお出かけする
家族とかカップルとか
沢山いてさ
それを横目に
あたしは1人で
何してるんだろうって思ったら
すごく寂しくて
そんな事をポロっと言ってしまったから
きっと気を使ってくれたんだと思う
来月のどこかの日曜に
お弁当持ってお出かけしよって
言ってくれた
そうだね
楽しみだね
なんて言ってみたけど
彼の言う
『いつか』
『ほんとは』
っていう
未来への期待の言葉を
何の疑いもなく
信じていたし
『信じてる』
『待ってる』
あたしもそう答えてきたんだけど
ほんとは期待した未来なんて
来ないんじゃないかなって
会ってしまえば
いろんな感情が
有耶無耶になっちゃう
会わなければ
少しずつ離れていける
幸い遠距離だし
離したくない
誰にも触れさせない
そんなふうに言ってくれてるけど
もう疲れちゃった
目に見えないものを
信じていられるほど
強くはないし
孤独には
いつまでたっても
慣れないから
あたしって
相当バカだな
突き放す勇気もない
早く覚悟を決めなくちゃ
前に進めない