あっという間にパート3


今回はマシンやドライバー、メカニックなどなど
スーパー耐久における規定について。





レギュレーションの意義についてはパート1で
ちょっぴり触れましたが…


ワークスチームとプライベーターチームとでは
人員や作業の素早さ、資金力などなど
どうしても格差が生まれてしまいがちです。



そういった格差をなくし
どのチームも互角の条件で戦う

そのための措置なのですᕦ(・ㅂ・)ᕤ






エンジンやサスペンションや車体、外装…といった様々な面で、
市販車の性能を大きく逸脱しないようになっている。



*ちなみに、スーパー耐久シリーズでは
スペアカーの使用は認められていません。






2018年シーズンからピレリのワンメイクに!

(2017年シーズンまではヨコハマタイヤでした。)



公式予選(C,Dドライバーを除く)で使用できるタイヤの本数は

Aドライバー:4本
Bドライバー:4本

合計8本までと決められています。




タイヤには事前にマーキングが施され、マーキングがないタイヤでの公式予選の出走はNG


決勝のスタート時に装着するタイヤは、
公式予選で使用した8本の中から4本を選定





クローバードライバーは1チームに2〜3名

クローバー1レース最低2回ドライバーチェンジの義務

クローバー国内競技運転者許可証A以上のライセンスが必要



ST-Xクラス・ST-Zクラス・ST-TCRクラスに参戦するドライバーに対してSTO(スーパー耐久機構)が定める認定基準によって決めらます。



くまクッキー過去にF1用スーパーライセンス取得経験がある

くまクッキー過去にルマン24時間レースで優勝経験がある

くまクッキー自動車メーカーのワークスドライバーまたは
開発ドライバーを務めたことがある

くまクッキーWECならびにWTCCのFIA世界選手権におけるシリーズチャンピオン

くまクッキーSUPER GT300クラスシリーズチャンピオン

くまクッキー2011年以降のGT300シリーズに参戦していて、優勝経験がある

くまクッキー上記基準に満たないが、STOがプラチナドライバーと認めた場合

くまクッキー2016年以前にSUPER GT500、Super Formula、Formula Nipponにシリーズで参加実績がある

くまクッキー国際F3000、CART/Champcar、IRLまたはGP2の各選手権でシリーズランキングのトップ10入りしたことがある




ドライバー1人の合計最大運転時間が

規定のレース時間(距離)の40%を超えてはならない。







プラチナドライバーの認定基準に当てはまらないドライバーのことを、ジェントルマンドライバーといいます。



ですが、ジェントルマンドライバーには
プラチナドライバー規定に不該当だけどプロというドライバーもたくさんいます。

そのため、
ST-Xクラス,ST-TCRクラスのAドライバーは

本当の意味での「ジェントルマンドライバー」に限られています。




クローバーAドライバーは35歳以上のジェントルマンドライバーが務める


クローバードライバーが2人編成の場合は、プラチナドライバーが1人以上。
3〜4人編成の場合は、プラチナドライバーを2人以上を登録しなければならない。


クローバー最低義務周回数は、
規定のレース距離(時間)の20%以上


クローバー合計乗車距離(時間)は
規定の2/3を超えてはならない





レース中7名のピットクルーが、
ピットの作業エリアに出ることができます。


給油中に関しては、
全ての作業が禁止されます。
※ドライバー交代のみ可能




スーパー耐久を象徴するもう一つの特徴として、

F1やSUPER GTなどの他のモータースポーツでよく見られる
「ピットストップでの、人海戦術」
これが使えないという点があります。


ピットストップでの人海戦術というのは、

作業人数を多くし数に物を言わせて、より作業を効率化する…ということですね(笑)




それがS耐では使えないわけです。

先述の通りピットの作業エリアに出ることが許されているのは7名までで、さらに


・タイヤ交換→ 2名以下
・その他の作業→まで




S耐のドライバーには、他シリーズでも活躍する方もいたりするので見どころのひとつですキラキラ

ぜひプログラム等で確認してみて下さい注意





次回
S耐をもっと!知って、楽しもう♡4

〜観戦する上で知っておきたい知識〜
💙🧡フロンティアキューティーズ🧡💙