ハラアカコブカミキリ | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

夏出し用の原木に孔をあけてたらゴソゴソするやつがいました。


腹部に赤いコブがあることからハラアカコブカミキリと言います。


本来対馬に居たものが、40年位前に移入した原木と共に入り込み九州、中国地方に広がってます。
乾燥した木に産卵するので椎茸原木は絶好の餌食になります。乾きやすい小径木を好んで産卵します。孵化した幼虫は椎茸発生に大事な内樹皮を食い荒らすので表面はきれいでも中はボロボロになってることが多く、困った害虫なんですよ。今年は例年より活動が早いようです。😥
九州北部から被害が広かったので6年前まで目立った被害はありませんでした。それが5年前から急拡大でした。
例え、産卵された原木でも駒打ち後浸水すると被害が少ない気がします。
ハラアカコブカミキリは困った害虫ですが、原木椎茸栽培では殺虫剤、殺菌剤の使用が禁止されており、無農薬栽培なのでご安心ください。🤗
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