昨日から、大型犬が4歳の子供を襲った事件が報道されています。
ウチにもシェパードが1匹います。
愛犬家として、大変心を痛めています。
こんな話を聞いたことがあります。
昔、中国の王はよく玉座の横に虎や豹の猛獣を侍らせていました。
いかにも、王の権威を見せ付けているような印象を持ちますが、
実は、王自身の戒めのためだそうです。
肉を与えるのを怠って空腹にしていると、王や周りの人に襲い掛かります。
だからといって、王の安全のためにいつも満腹状態にしていたのでは、ボディガードの役目は果たしませんし、経費ばかりが嵩んでしまいます。
「この猛獣を使いこなしてこそ、王の資格がある。」
猛獣=民と見立てて、この猛獣を飼いならせないようでは国は滅びるということです。
そういう戒めを王自身が自分に課すため、猛獣を侍らせているのだそうです。
さて、昨今のペットブームで、大型犬を飼い始める方も多いと思います。
しかし、私も含め、大型犬の飼い主は、自分自身に戒めを課すべきです。
ウチの犬が、もしも昨日のような事件を起こすようであれば、
「今の地位にいる資格はない。」 と...