頭ではわかってたり、知識としては知ってたりすることも、
現実に目の当たりにすると愕然とするんだな。
最近、介護の現場を見る機会があり、
いろんな意味でショックを受けた。
介護される人の状態、介護者(家族)やその環境、
そして、介護の仕事をしてる人の現実。
もちろん、お年寄りだけでなく、
若くても病気の人とか、
障害のある人とかの介護って言うのもあるけど。
老人介護について言えば、
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでた人は、
そういう場面みてきてるのかもしれないけど、
今や私も含めそうでない人が多いよなぁ~きっと。
で、ある日、自分の親が年取った時に急に介護者となる日が来るんだよね。
そして、いつか自分も介護される日が来るんだ。
介護される人が幸せな生活を送るには、
介護者も幸せじゃないといけない気がする。
でも、介護ってのは大変で、
十分外から助けを得られなければ、疲弊していく。
介護される人と介護者が幸せな生活を送るには、
介護の仕事してる人も幸せじゃないといけないと思う。
けど、私がみた感じでは、
人手が十分ではなくて時間に追われてて、
重労働もあって腰痛いとか言ってる人多いし、
みんな疲れてる・・・
という印象を受けた。
みんな頑張ってるけど、あんな大変な仕事があの時給って・・・
体力的にも大変だと思うけど、体力だけじゃないからね、大変なのって。
あの状況じゃ、そりゃあ、人手足りないってことにもなるよな・・・って思った。
介護に関らず、自分が幸せじゃないと、
他人を幸せにできないと思うんだけどね。
孫の学費減税なんかするより、
もっと介護とか老人医療とか予防医療とかにお金使うべきだと思うんだけどね。
ロルフィング®︎とか、
ソースポイントセラピー®︎とか、
ソマティックエクスペリエンシング®︎とか、
勉強してきて、
全部、人が健康で幸せに生きていけるように助けるためのものだけど、
その人って誰なの?
実際にクライアントさんとして来てくれる人の範囲って
いろんな要因で決まってきちゃうのだとは思うけど、
本当にそういうものの恩恵を受ける必要がある人が、
その今見えている範囲の外に、
どこにどんな状況でいるのかって、
実際に知るって大事だと思ったし、
ショッキングではあったけど、知れて良かった。
なんてことを思ってたら、こんなツイートを見かけて↓、
その対談を読んで、うんうん・・・と。
で、早速「ロスト・ケア」アマゾンで注文しちゃった。
認知症や介護など、誰にでも訪れる可能性のある大きな出来事で
「倫理の解ける瞬間」がある、とした対談。必読です。
→ 【SYNODOS】「倫理の溶ける瞬間」は誰にでもある。
/葉真中顕(『ロスト・ケア』)×大野更紗
(『さらさらさん』) http://synodos.jp/newbook/3187
ロルフィング神戸 ~ときどき東京~
asakofybs@yahoo.co.jp
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