「神話の力」という本を読みました。 (ジョーゼフ・キャンベル)
”世界中の民族が持つ独自の神話体系には共通の主題や題材も多く、
私達の社会の見えない基盤となっている。
神話はなんのために生まれ、私たちに何を語ろうというのか?”
内容が盛りだくさんで、何から書いたらいいやら・・・
“英雄の旅”についての話が出てきます。
前に書いた「ファインディング・ジョー」という映画はこの
“英雄の旅”がテーマになっています。
映画のHPはこちら ⇒ http://www.findingjoe.jp/
それ以外で、やっぱり1番印象に残っているのは、
この前“レ・ミゼラブル”観た後書いてたとこかな。
⇒
2元的世界(善と悪、男と女、生と死、天と地、愛と憎、現在と過去、
現在と未来、こちらとあちら、私とあなた)と
1元的世界(永遠)があって、神話は2元的世界のかなたに1元的世界があり、
2元性はその上で演じているシャドウゲームに過ぎないということ暗示している。
神話は日々の生活の中で見えている2元的世界のむこうに1元的世界があることを
教えてくれてるってことですね。
1元的世界があるとわかっていると~
ほんとは”今”も”過去”も”未来”もなく”永遠”だけがあり、
”こちら”も”あちら”もなく”どこも同じ(?)”(日本語にすると変だな)
ってことは、・・・
実は前に書いた"Here and Now" (今ここにある)っていうのと、同じ事なんじゃないかい?
っていうか、神話が私たちに伝えたかった事を、わかりやすくした?
”日々の2元的世界” から ”かなたにある1元的世界” を
より近く感じられるようにしたのが ”Here and Now” の話なんじゃない?
時間軸も、x,y,z軸もないってことだよね。
そしたら、”今”も”永遠”も、”ここ”も”どこでも”も同じことなんじゃない?
全ては1つっていうか。
(今回の話とは直接関係ないかもしれませんが、前に書いた”全ては一つ”の話はこちら)
確かに、”永遠だけがあり、こちらもあちらもなくどこも同じ”
って言われても、そういう世界があるんだろうなぁとは
わかっても、実感しにくいけど、
”今ここに”って言われたら、わかりやすいよね。
難しいけど、面白いなぁ(^^)
いろんな事がつながってるんだよねぇ~
「神話の力」盛りだくさんだったので、また他の話についても後日書くかも?
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