自己探索を通して二つの顔を統合する:蟹座の満月 | 占星コンサルテーションの世界へようこそ!

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2014年11月にスタートしたこのブログは、2020年1月31日で一旦終了させて頂きます。長い間ご愛読いただきありがとうございました☆☆☆

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みなさま、新年明けましておめでとうございます。

 アストロ・コンサルタントの熊谷サトミです。

 

 

 

 旧年中は多くの方と南青山のコンサルテーションルームでお会いすることができ、

 

また渋谷のスタディルームで講座をスタートすることができました。

 

そして高尾のふたこぶ食堂では、月例のオリジナルケーキと星のお話の会☆彡

 

 

お会いした方、星を読ませてくださった方、一緒に学ばせていただいた方、

 

このブログをお読みいただいた方、皆さまに感謝申し上げます。

 

本年もアストロ・コンサルタントの熊谷サトミを、どうぞよろしくお願いいたします。


 

 

さて。

本日1月2日、蟹座で今年最初の満月になります。

 

特徴的な水のグランドトラインと、そこへ切り込む山羊座の太陽!

 


情動的にして大人、そんな蟹座の満月図。

さっそく星のメガネをかけて見てみましょう!

 

 

 

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1月2日午前11時23分、蟹座満月。

 

最も大きな特徴は水のグランドトライン(チャートを占める大きな正三角形)です。

 

しかも、グランドトラインを形成している三天体はすべてそのサインの支配星(または副支配星)という徹底ぶり!


 

魚座の月―蠍座の火星(蠍座の副支配星)―魚座の海王星、この三天体の間で

心理的な安定を求める動きと、固定的な強さや自信を求める感情、人間として深い場所とつながっていたいという心理作用が循環します。

 

 

これだけだと「人間だもの」「こころの命ずるままに」といった非常に強い情動が働く配置、なのですが…

このグランドトラインに山羊座の太陽が介入してカイト型になっています。

 

 


これは、ただ気持ちが動くままに堂々巡りを続けるだけではなく、

心を探索して欲求を知ったならそれを現実化することが大切、という山羊座の太陽からの愛あるツッコミ(笑)


 

 

満月部分(蟹座月―山羊座太陽の180度)からのメッセージは

「無名(または裸)の個人と、社会的な顔(立場)を統合せよ」ですが

山羊座の太陽は、そのために蠍座の火星と魚座の海王星を現実的に使います。


 

山羊座の太陽と蠍座の火星による60度は「現実化」に貢献する強力な組合せですが

力を発揮するのは、カイト上部の小三角形(火星―太陽―海王星)

 


 

強すぎる支配欲(エゴ)を手放すこと、

現世的なステイタスにこだわらず、魂の願いを聞くこと、

思い込みを手放して「社会的な顔」を再定義することを通して

個人の顔と社会的な顔を統合しなさいとこの満月図は言っているのです。


 

 

太陽の場所、山羊座12度のサビアンは

 

"A student of nature lecturing." 

 (自然の学徒)

 

 

月の場所、蟹座12度のサビアンは

 

"A Chinese woman nursing a baby with a message." 

 (メッセージを携えた赤ん坊をあやす中国の女)

 

 

サビアンの12度はどのサインでも「探索」度数です。

山羊座12度の「自然の学徒」は、自らの内的な力の探索のために他者の無理解(変わり者だと思われること)を気にしません。

 

この度数を私は昨年「熊楠度数」と名付けました。

これは粘菌学者、南方熊楠に敬意を表し、山羊座12度の「探索」のイメージを覚えておくためのもの(笑)


 

蟹座12度のサビアンに登場する「メッセージを携えた赤ん坊」とは

将来、望みのステイタスを手に入れる可能性のことを言っているのでしょう。



それは、大切に育てられなければならないもの、

どうしたいのかを聞いて、ケアしてあげなければいけないもの、なのです。

 

 

 

…というわけで、この満月から次の新月までの二週間は、ご自身の感情の流れに逆らわず、そこから正直な欲求に気付いてください。



そして、外へ向けた自分の「表の顔」が本当に望む自分の顔になっているかどうかを見てみてください。


 

もしも「表の顔」が負担になっているようならば、調整のチャンスです。

 

1月17日、次の山羊座新月までに過剰なものを手放して内・外「二つの顔」の統合を。

 

矛盾を排して気分よく、新しい年をスタートしてくださいね(^-^)

 

 

 

 

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