母親の退院、および施設への移動日が決まりました

コロナ肺炎を施設内に持ち込まないために施設の方が来て

いったん施設のかかりつけの病院で健康診断

そして施設へ、という段取りです

一応来週の予定です

 

元々の脳梗塞があまり重くなかったおかげで、母は右半身不随とかにならず

もちろん少し後遺症はありますが、食事も自分でスプーンを右手に持って食べています

 

ただ元々少しずつ進んでいた痴呆がやはり進んでいます

夜間、目が覚めてしまうと落ち着かず興奮状態になる事もしばしばで

看護師さんたちは大変だったろうと思いますが本当によくして下さっています

 

ナースステーションでおやつを食べお茶を飲ませてしばらくお話すると

落ち着いたりする事もあるそうです

 

昨日、面会したのですが、毎回、母はしきりと「不安」とか「怖い」を繰り返します

「耳がよく聞こえないから」というのですが、考えてみれば、母は元々日頃から

悩みや不安の種をわざわざ探し出してそれでイライラするような人でしたプンプン

 

それでも家は娘の私が居て、自分の居場所で・・・

なんというか母にとっては家だけがくつろげる所なのかな

そんな母を家に戻してやれない事はすごく胸が痛い

 

「怖いから帰らないで泊まって」としきりに言うのですが

不思議な事に「家に帰りたい」とは言わない・・・・・・

 

やはりここは病院で自分は入院していなくてはいけないとわかっているらしい

 

最初は顔も目もどんよりして半分眠っているみたいなのですが

話しているうちに少ししゃんとして時々「母親」に戻ります

 

なだめながら「じゃあ帰るね、太郎が一人で待ってるから」と言うと

「ちゃんと生活費は足りているか」とか「戸締まりをちゃんとしなさいね」とか

言うのです

 

あちこちおかしくなっているかと思えば、不意に「親」に戻る

これが介護の辛さかもしれません

 

いろいろと恨みつらみもある母ですが、そんな時、

すごく心の奥がするどい物で刺されたように痛いです

 

たぶん、これが情というものなのでしょうね・・・

 

次の施設はいろいろ整っていて良いところなのですが、幸い、家からも近いのだけど

ここは長くて半年しかいられない場所なので

その半年の間に、改めて「終の棲家」となる施設を探さねばなりません

 

「終の棲家」は施設の担当の方と話していた時、そう表現されました

実際、そのとおりだと思います

しかし・・・・なんというか、家があるのに居場所探し

長生きってあまり良いもんじゃないですね

 

そうするしかないとわかってはいるのですが・・・

そうしないと共倒れになる事はわかりきっているので・・・

 

誰もがいつかは向き合う事になる親との別れ

なかなか独身の身にはしんどいものがあります 

 

コロナ肺炎のせいでいろいろと余計な手間がかかってやりにくいし、

日本中コロナ疲れですね、まったく 

 

体温調節が弱い私はもはや電気代など気にせずエアコンを駆使しまくって

快適に過ごすよう工夫しています

隣の部屋のエアコンをつけて境のふすまを開けると、

自然な感じになって夜も眠りやすい事がわかったので、そうしています

 

太郎は最初は私の横で、しばらくすると降りて自分のベッドやら座布団やら

あちこち移動しながら寝てます

 

明日こそ、太郎を病院へ連れて行ってあちこちお手入れしてもらうぞ!!

けっこうこれが抑えてないといけないので疲れるのでついつい肺炎の事もあって

長々と行ってなかったのですが

ダニ予防やフィラリア予防の薬をしないと、ペット美容室に連れていけないので

がんばるぞーーー犬 オレンジ

 

いよいよ各地梅雨入りでムシムシしてイヤですね~~

みなさまご自愛ください! ニコニコニコニコニコニコ