日曜日の夕方 4時ごろだったかな
いつも通りゴロゴロしていたら父がお世話になっている介護施設から電話がかかって来ました

「今日のお昼前に長男さん(私の兄)とご家族が面会に来られてその時はなんともなかったのですが、そのあとしばらく意識消失、それから意識は戻りましたが2度嘔吐がありちょっと心配です」


父はこれまで何回か意識を失ったことはありましたがいずれも短時間で意識が戻り、そのあとは落ち着きました

むしろ嘔吐はめったに無いことなのでドキッとしました

「今日は日曜日なのともう夕方でこれから夜になるとやはり心配で・・このまま落ち着けばよいのですがどうすべきかご家族の方に相談しようと思い連絡しました」

との事でした


私はまた折り返し電話すると伝えて一旦電話を切りました

兄の携帯に電話してみるとちょうどこの家へ来る途中でした

(最近兄はこの家の中を片付けるためによく来ます。善意でやってくれてるのかと思いきや、ここを片付けて自分たちの要らないものを置きたいらしくちょっとガッカリ)


午前中に父と面会した時なにか食べ物をあげたかたずねると菓子パンと缶コーヒーを食べさせたとの事でしたがふつうに考えればそれらで当たるとは思えない


しばらくして兄が到着したので

「これからお父さんを念のため病院へ連れて行きたい、にいちゃん連れて行ってくれる?」ときくとめっちゃめんどくさそうで

「自分の車はダンボールが一杯乗せてあるので父さんを乗せられない、この家の車でなら乗せていってもいい」

というよくわからない返事が返ってきました


兄の車は普通車、うちの車は軽自動車

どう考えても兄の車の方が広いし段ボールぐらいちょっとどければよくないか?と思ったけど、何よりも兄がめんどくさそうなのに腹が立って

「じゃあいいよ、私が行く」とだけ言い、急いで戸締りをしました


私は疲れやすいのでここから父の施設まで約片道20〜25分近い距離を行き、市内へ戻って病院へ連れて行く

特に問題がなければまた父を施設へ送って行く事になるので2回の往復 合計80分以上の運転はかなりしんどい

普段は絶対やらない事ですが、父が気がかりなのと兄に腹を立てていたので妙にアドレナリンが出てしまったムキー


すると兄は自分の車で着いてくると言うので

「だからお父さんを迎えに行って病院まで連れてってくれよ!そしたら病院が終わったら施設まで送って行くのは私がやるから!そしたら往復1回だけで済むのに」

と心の中で毒づきましたがしゃべるだけ無駄だと思い出発しました


施設へ着いて父の様子をみると悪化はしておらずちょっと落ち着いた感じで微妙なところ

しかしもし夜になるにつれ症状がひどくなったらと心配する施設の方のお気持ちもよくわかりました

私も不安でした


兄はそこでも

「病院行かなくても大丈夫でしょ、この様子なら」

と言ってましたが私は無視してさっさと父を車に乗せ病院へと向かいました


病院でCTを撮ってもらい脳に異常は起きてない事がわかって本当にホッとしました

結果としては病院へ行かなくてもよかったけど、そういう結果だからよかっただけでもしも体内で大事になっててそのまま死なれたらすごく悔いが残るので・・


会計が済んで施設へ送っていくところで兄と別れて私は父を施設へ送り届けて帰りました


暗くなってからの運転は昼間より神経を使うのでめっちゃくちゃ疲れましたが何事もなくてよかった・・


月曜と火曜はやる事があり一日中寝てるわけにいかなかったので昨日と今日はすっごくきつくてひたすら寝てました照れ


後で思ったんだけど父が嘔吐してたので兄は自分の車に乗せたくないのもあったのかも

私も家に残っていた介護用の吸水シートを車に乗せて行きました


夜のドライブは意外に父にとっても良い気分転換になったみたい


病院ではなぜかここをガソリンスタンドだと思い込んでおり

「最近のガソリンスタンドはすごいなーCTとかあるんだな」とか言ってました😊


「太郎は今日はつれてこなかったのか?」と聞くので

「太郎ちゃんは家でお留守番よ」と答えると残念そうでした

太郎が虹の橋を渡ったことは何回か話してあるのですがそういう会話をすると私もなんだか愛犬が無性に恋しくなりました


それにしてもただ着いてくるだけで待ち時間はひたすらスマホをいじり父と話もしてやらない兄

悪いけど役に立たない

ホント男ってこういう事はアテにならない

普段自分がその気なら何時間もかかる長距離でも平気で運転できる人だけに心から残念でした


とにかく大した事なくてよかった


父と太郎の話をしたせいか 昨日ウトウトしていて久しぶりに夢の中で太郎を抱っこしました

嬉しかったな

また夢に出てきておくれおねがい