白か黒かの話は面白い。
思い起こせば私が社会をナナメに見始めたのは
中学生だった。赤色新聞系の友人も多かった影響もあった。
生徒会のミーティングですでに黒い大人や日和大人のことを話あっていた。
白くあろうと力めば黒を探した。
その感性だから守れたものもあったし出会ったものもあった。
また芸術を産み出すのはそういう思想も多かった。

2020年からの混乱は白黒情報がてんこ盛りで
エキサイティングだった。
ある意味大好物な話題やキャストがこれでもかと露見した。

しかしカテキョが現れた。
白黒の本質を教えた。
どういうスタンスでいるべきか教えてくれた。

オセロは用意された盤の上でやる。
地上の白黒はオセロだ。

盤を用意したのは誰だ。

さらに俯瞰した領域での白黒。

そこまで知ると

『関係ないでしょう』



に頷くしかない。

腹の底からそう思うことが
エネルギー的なサバイバルの鍵になるのだとわかる。

「私あなたより情報あります」
みたいなスタンスが
うんこみたいなものだとわかる。

日々の一挙手一投足や
思いや言葉の健全さが
自分の未来を作っていくのだから
オセロの実況をしているのは
不毛なのだ。