ずっと好きなのに嫌いだったものが龍だ。 

しかしようやく好きだと言える。 


 先日、谷の龍に「あなどるなよ」と凄まれて 

「お前とは契約しない」と言ったらカズさんに「じゃあどの龍を選ぶんだ?」と言われて 

 「え、私龍使うの??」

となった。それからいろいろ面会させてもらって那智に行った時に可愛い子を見つけた。行者に春の挨拶に行った時もくれた。龍の使い方をカズさんが教えてくれた。そうかあ。そんなことになってしまったのか。 

とちょっとこそばゆい感じでいたのだが昨日のいつもの朔日参りでそのように報告したらいつもの神仏たちがそれぞれの龍を見せてくれた。 

 うわうわうわ。 

 そして気づいた。なぜ龍が嫌いだったか。 

 母親が龍使いだったから。 

母と龍がイコールだったから反発していたのだ。わかった。 


 カテキョから龍及び眷族についてのレクチャーが入った。「龍」と言っても様々な階級や所属があること。周波数の話。役割の話。めちゃめちゃ面白かった。龍にはまって破滅する人もいるし龍や龍やと騒ぐ女子に気持ち悪さもあったから自分も龍が好きとは認めたくなかった。深いところでは「母親が好き」って言ってるみたいで抵抗もあったのだろう。母親への意識縺れが改善されてきたから龍への扉が開いてきたんだ。ネガが才能をブロックするパターンだよね。カテキョから母親が使っていた龍の正体が解説された。驚いた。そんなこともあるんだね。まあ話せること話せないこといろいろある。アドバンスのカリキュラムには必要な話かもしれない。 

 というわけで、龍解禁。 

鮎みたい