今うちの犬たちの中で一番賑やかなカノちゃん。
写真は畑に一人で行ってしまったお父さんを
張り付いて見ているところ。

カノも行きたい‼️
カノ行かない‼️
カノも食べたい‼️
カノにちょうだい‼️
カノ誉めて‼️
カノ触って‼️
カノうんこしたよ‼️

のびのびと主張してくる。
犬の中にも気を遣って様子見るタイプもこちらのことなどおかまいなく主張するタイプもある。

人間もそうだよね。

私も連れていって!
私は行きたくない!
私食べたい!
私にちょうだい!
私を誉めて!
私を抱きしめて!
私しんどいよ!

と言いたかったけど言えなかった幼少期。
ただやたら泣くしかなくて、周りに
機嫌を取らせていた。

なぜ言えなかったんだろう?
両親は優しかったのに。

6歳までは潜在意識情報が強く出る。
自分を出したくない、というネガ。

「気を遣って言わないおとなしい子」
なんじゃなくて
「傷つきたくないから言わない」という
手段を取っていたのだ。結果寂しくなるから
ひねくれ始める。環境が、親が、何かがと
責任をなすりつける。勝手に「言ってもムダだから」とすかし始める。

5歳の子供の魂は5歳じゃないからね。

「傷つきたくないから言わない」というネガの子の親もまた「傷つきたくないから言わない」を持ってる。
お互いが本音の代替品を与えあってお茶を濁す。

カノは主張が激しくて怒られたりもする。
だけど明らかにたくさん手に入れている。
タフだなあと感じる。
ダメなことはダメってきつく言われるけど
「お前の存在がダメ」とは言ってない。むしろ
一緒にいたいからダメなことを伝える。
カノは何度も怒られながらゆっくり学んでいる。

人はきつく言われるたら拗ねる。
そして簡単に絶望する。
絶望の採用は早い。
絶望するのはたくさん期待してたからだ。
でもその願望をちゃんと伝えないで
察しろ、わかれ、と他人に求めたから余計叶わなかったし傷ついた。怒った。そのまま
大人になる。期待と絶望を繰り返す。
我が強いからキャラは強い。言いたいことは
言えていると錯覚する。

「言えなかった子」じゃなくて
「言わなかった子」なんだよ。

言わないでいるうちに
本当に欲しかったものまでわからなくなった。

今はリハビリみたいなものだ。
言っていいのかなあとびびったら
カノを思い出す。

自分の願望を自分以外の誰が拾えるか。

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