1月16日(火)
A病院にてMRI検査をした結果、

松果体に脳腫瘍がある事、
それにより水頭症が起きている事を告げられました。
胚細胞腫瘍、奇形腫の疑いがあるけれど、
腫瘍の診断は精密検査をしなければわからない。


上記の腫瘍だった場合は化学療法いわゆる抗がん剤で良くなる可能性もあるけど、
その治療ができる所は、
いくつか大きい病院があるなかで、
県内では唯一B病院だけと言われました。


A病院の脳外科の先生が、
MRIの結果が出た時点でB病院には連絡を取ってくれたようです。
でもB病院は今は諸事情で受け入れが困難で、
早くても2月頭までは待たないといけないという状況でした。

B病院に入れるようになるまでは、
今のA病院ではなく、
小児ではないけど脳腫瘍には強いC病院が受け入れ可能なようでC病院への転院に向け
日程を調整していると説明を受けました。


今は脳腫瘍の進行よりも、
水頭症が進行する可能性が高く、
転院前に
もし悪化するようであれば
今いるA病院で水頭症の手術を先にする事も
言われました。
息子の症状から見て
遅くても金曜日には治療した方が良いと。




そして結果的に
2日後の1月18日(木)に転院する事になり、
転院先のC病院で水頭症手術と
腫瘍の生検手術をする事になりました。



1月6日に嘔吐が始まって、
1月15日に入院、
1月16日にMRIで脳腫瘍が見つかりました。


そして1月18日に転院、手術。

突然の体調変化から、約2週間。
特に入院してからの日々は、
とても辛かったです。

検査のために何度も注射が繰り返され、子供でうまく取れないのか三回くらいやり直したり、
浣腸もつらそうでした。
でも息子の性格は2歳なのにイヤイヤ言わず、
我慢をするタイプで、
処置の最中は涙ぐみながらも泣くのを堪えて我慢、、。


この我慢する姿を見るのはとても胸が苦しかったです。
看護師さんや先生達からしたら有難いとは思いますが。

泣きたい時は泣いていいよ
そんなに我慢しなくていいよって、
言っても、息子の性格なのかなぁ。

我慢する姿をみるのもそうですが、
何よりも、
どんどん症状が悪化していく姿が
1番辛かったし怖かったです。

入院中ベッドから降りたがったので、
立たせてみたら、
歩けないどころか支えがないと立っていられないくらいになっていました。

自分の力で立っていられない、歩けない、
となったその時の息子の表情はとても切なくて、
悲しそうになった様子が忘れられません。

あ、今きっと自分の症状を理解したんだなって
思いました。

抱きしめてあげるしかできなくて
とても辛かった。

でも辛いのは息子の方がつらい。

しかも我慢強い。

私の方が弱いくらい。
なんだか息子に励まされているよう。

息子みたいに強くならなきゃ。