今日ホスピタリティと人材教育に関する資料を作ってた。
僕が研修などをさせて頂く際にひとつのキーワードとして
よく出す「ホスピタリティ」、そもそもこの言葉との出会い
は20代中頃に出会ったホテル経営者の方との会話だった。
年は僕の倍近い方で、人生経験も経営者としても大先輩
なのだが、いつも対等に議論してくれる方だった。


僕のやっていることそのものがホスピタリティを体現化
したものだ。ただ、あなたは相当頑固だ。理想を実現する
ために1人でストイックに追求していまう人だからね。
今は若いから気力でカバーできるけれど、1人で追求する
のはもったいない。


良くも悪くも頑固。1人でストイックに追求するから、
誰もその世界についていけなくなってしまう。だから
さらに1人で追求する悪循環。


当時、僕にはそこまで自分を見つめる余裕はなかった。
でも、この言葉はまさに僕を見抜いた言葉だったと感じた。


もっともだからと言ってすぐにじゃあ変えますという
人間でもない。だって頑固だしね。この方もきっと
あなたのことだからいつかどこかで気付くでしょう、
と言って下さった。まっ、あなたは人と違う道を歩く
人だから時間は掛かるだろうけど、と言われた通りに
随分な歳月を要したんだけど。


その後ホスピタリティって何だ、興味を持った僕が
リッツカールトンから初めて様々な事例を学んで、
僕の子供達に接してきた方法と照らし合わせて僕なり
のホスピタリティをまとめて、それを色々な場所で
応用して仕事してきた。まだまだ未完成、でもある
程度役には立ったのかなと思ってる。


自分でやっている塾。
塾の拡大に関して、僕はよく僕がしっかり対応できる
規模というものに随分こだわってきた。これは『最悪の
発想』に基づくものだけど、根底には『1人でもできる』
=『1人でやっていく』という発想があった。まっ、実際は
1人で運営するには大きな規模だったので、色々な人に
助けられてここまで来たんだけどね。


最近の仕事を考えると・・・
そもそも1人で出来る仕事じゃない規模ばかり。
だから自然と一緒に仕事をする仲間が生まれる。
僕には何ができるか。その方の持っている才能を
引き出し、その才能を生かす環境を作ること。

それぞれの得意分野を生かして相乗効果をもって
新しいものを生み出せないだろうか。最近はそんな
ことばかり考えている自分がいる。


この考えの変化が、最近の僕の仕事の広がりの
そもそものスタートラインなのかもしれない。


ここ数年色々な場所で仕事する中で必ず言われること。
僕のトコで働く人は、ほんとよく働くんだよねってこと。
秘訣はなんですか、と聞かれるんだけど正直僕も分からない。
ただ、ひとつ言えることは、せっかくだから楽しくやりがいを
もってできる仕事にしたいし、一緒に働かせてもらった方に
とって何か次に繋がる仕事になってほしいと僕が願って働いて
いること。ただそれだけのこと。それが僕にとっての
ホスピタリティだから。


1人ですべての役をこなそうとしていた僕。
そんなことできるわけがないとわかった今。
いい意味で肩の力が抜けてゆとりが生まれて、
それが良い循環を生み出しているんだろうね。


ついでに腹回りのゆとりも生み出せるように頑張りますわ。
実は今年に入って5キロ減量成功。もっともでかいので
5キロ減った位じゃ全く見た目に変化もごじゃいませんが
結構真剣に落としてるんだな。こちらはまだまだゆとりが
少ないのでしっかり削っていきたいと思う所存。


あとはもう少し財布にゆとりがあれば・・・ね 笑
まっ、欲張ったらダメだね。。。ちょっとゆったり仕事抜きで
旅でもできるようにもっと仕事に励むことにします~。