秋というのはつい物思いにふけってしまう。
あっという間に短い夏が通り過ぎて、冬が近づくことを知らせる
日々冷たくなっていく風に吹かれながら、様々な思いが去来する。


スティビーワンダーの流れるバーカウンターの隅、
ちょっと暗がりの中でグラスを傾けては物思い。


ランダムに流れる音楽と共に山を車で駆けのぼり、
夏は賑やかだった展望台でひとり月星を眺めては物思い。


ひとりこんな深夜にパソコンに向かいながら、つい流れてくる
音楽に引きだされた思い出と向き合っては物思い。


物思いの秋。
毎年のことだけど、
やっぱり自然とやってくるんだね。


いつもなら、そんな物思いしてる暇があったら、
とっとと仕事を片付けろと言うんだけれども、
今年はじっくり物思いに浸ってみることにした。


さて、来月からは今年の目標を実行する月に。
僕の辞書に『休日』という言葉を取り戻す時間を。
右から左に受け流さずに、目標はきっちり実行。


危うく受け流してしまいそうになったけれど、
目標は実行するために創り出すもの。自分の目標を
実行せずして、自分の成長はないし、言い訳という
妥協を生み出してしまうもの。


もっと自分という人間が、どこまで可能性や夢を
実現できる能力を伸ばすことができるのだろうか。
妥協という名前の言い訳をせずにまた真っ直ぐ
ぶつかっていくエネルギーを生み出すためにも、
自分の口にした目標は実現したい。


『休日を楽しむこと』、そして『減量』。

これは今年の目標だからきっちりやろう、自分。