もともと生真面目な性格の長男くん。
ADHDの子は脳の特性で他の子よりもうまくできないことが日常で、常に自分はダメなんだ....と思っているのに加えて、長男くんの場合は生真面目さから、できない自分を許せず傷付くこともさらに多いと療育の先生からは言われています。
学校で毎日やる平仮名のプリント。
4月はまだわけわからず頑張ってたのでやっていましたが、
GW明けにパンクしてからは、
塗りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしてあったり。
そのうち授業に出られなくなってからは白紙。
先日「ん」まで終わり、夏休み前に製本するとのこと。
それを聞いて長男くん、元来の生真面目さが出たのか、さっき寝る前に突然、ひらがなやろっかな!と。
お気に入りの秘密基地で、やり始めました。
この2ヶ月、勉強という勉強を拒否していたので、感動。
めちゃくちゃがんばって、休憩挟んで頑張ってて、上手に書けていて、感動。
でも、野放しに喜んでもいられないのがADHD。
こんだけあるプリント。
残り4日で終わるわけがありません。
やる気があるのは喜ばしいことだけれど、やりきれなかったらまた自信喪失のきっかけになってしまう。
発達障害の子は常に自信喪失しているから小さな成功体験を積むことが何よりも大事。
やる気がある分、できなかったときの自信喪失感もとてつもなく大きいはず。
どうしたらよいものか、迷う。
けど、自分から取り組むと決めて取り組んだこと、できたところまで頑張ったこと、を褒めちぎりたいと思います。
難しい、療育って、ほんと。
だから、ペアレントトレーニングがあるのだけれど。
迷うし精神的にも辛いことも多いけど、ここは歯の食いしばりどころ。
お母さんが笑顔で、なんていうのはわかってるけど、楽するのと笑顔でいられるのは違う。
楽するんだったら、なーんにもしない。
そんなので後悔したくないし。
息抜きはするけど、長男くんの将来のために、私もがんばる。放棄はしない。