普通級、普通の学童、普通の習い事....からだんだんと視野を広げてこの先のことを考えていたら、私たちの住む市には障害児のための学童のような施設がたくさんあることを知った。



どんなものか全くわからなかったけれど、説明だけ読むと、発達障害、身体的障害、知的障害の小学生〜高校生が放課後過ごす場所で、ここに手厚くケアしてくれる施設とのこと。

施設によっては送迎で自宅まで送ってくれるところも多い。

土日祝もやってるところもある。

いざ通うとなったらその内容と利便性はとても高く、ホッとした。

長男くんが学校が辛くても毎日そこで安心できる場所がほしい。

そんな思いで昨日見学に行ってきた。


とても小さな施設で、ものも少なく、障害児に配慮して可視化された張り紙がたくさん。


みんなでおやつ作りをした後でとてもいい匂いがした。


15人くらいの小学生が自由に過ごしていたが、いろんな子がいて、、、

はじめ馴染めずやっぱりまだ新しい環境はキツイか....と思っていたけれど、少し一緒に遊んだら馴染み出して、ぱっと見楽しんでいるようにも見えた。


その様子を少し離れて見ていたらなぜだか、なんだか、自分の息子も障害児なんだ、、、、とその現実を突きつけられたような気がしてなんというか、少し胸が苦しかった。


帰ってから長男くんに聞いたらそんなに楽しくはないけど、と言ってたけど、絶対いや、とまでは言っていない。


でも、学校にいるよりもコミュニケーションが取れない子が多いから遊んでいてもフラストレーション溜まるのでは?と心配になった。

けれど学校のような定型発達の子ばかりの場所ではできない、という劣等感のストレスに晒されている。

どっちがいいのか....と夫に話したら、単純に人数も少なくて、しかも学年もバラバラだと比べる対象が少ないんだからその方が絶対楽でしょ、と。しかも個別にケアしてくれるんだし、と。


それは確かにそうだと思った。

けれど、なんだかまだ、あの空間に長男くんを入れるには何かが邪魔してる、足が重たい。

なんだろな。

頭ではわかってても見たら受け入れられてないのかな、まだ。


もう少し他の施設も見学してみようと思う。