来週の月曜日に膝の手術をする父
しばらく入院だから！
……という理由ではないけど、最近ほとんど一緒に居てる
居てるというよりは、大工やらアッシーやらと、こき使ってるような……あはは
彼氏に
「今日もパパは来るのか？」
「うん♪」
「たまには恩返ししなさい」
「え～、してるよ？パソコン教えてるしぃ～」
「パパを食事に連れて行ってあげなさい！」
「え～、あげてるよぉ～？マクドとか！」
「あほかっ！！おまえはパパに尽くされすぎとるっ！！」
何故か逆キレする彼氏
という事で、父と会話する時間がけっこうあって
話題、その① 夫婦とは
知人の男性の話。
別れた奥さんが重い病気になった。今は再婚してるけれど別れた奥さんの為に色々と手を尽くして病院を探したりしてるが、日々弱ってくる元奥さんを見てられなくなって辛いから病院へ行けなくなった。という話を聞いた。
「慰めたけどね。正直、見てられなくて辛いから『病院へいけなくなった』という感情はよーわからん。
病人はずっと辛い訳やからさ。看病する方は自分が辛いなんて思っても逃げてる場合じゃないよなぁ。
……ま、でも元奥さんにそこまでするなんて、情の深い人なんやろなぁ」
と言ったら父が
「あほやな。それは情とは言わん」
「え！？なんで？」
「男に情があったら、そもそも嫁さんと別れてないわ」
「ええええ……！？斬新な意見やなぁ」
「女からどうしても別れてくれって言ったなら別やけどな。男から別れたなら情が無い奴や」
「……そんなもんなん？」
「俺やったらこう言うな
『ほんとに元嫁さんが可哀想と思うなら、今すぐ離婚して元奥さんと籍を戻して、最後を夫婦として見送ってやれや』
って言うな」
「今の嫁さんは？」
「別れたらいいねん。だいたい、男の方が女を捨てた場合は、その後はろくな生き方せんからなぁ。今の嫁さんも別れた方が幸せになるで。」
「ほぉ～……」←カルチャーショックの私。
「籍を戻して仏になるか、このまま見捨てて鬼になるか、どっちからに決められんから辛いねん。おまえもビシっ！と言ってやれや。……俺やったら言うなぁ」
「おおおおお……ま、まぁ、人それぞれ限界があるからなぁ……」←としか言えない私。
「それから、愛と情は違うからな。愛しすぎたらあかん」
と、謎めいた言葉を残して、帰っていきました。
パパぁ～！カムバーック！！！
なんだか、みんなから仏と言われてる父から思いもかけない深～い意見を聞けたような気がします。
みなさま、どう思われますか？？