ずっと待ってた

ショーウインドウに飾られたドレスをみつめたり
さえない自分にがっかりしたりしながら

私だけのカボチャの馬車が到着するような気がして…




でも本当は だいぶ前から諦めていたけど

カボチャの馬車なんてないこと
私だけの王子様なんていないって


なのに、現れたあなたは
私に微笑んで手をさしのべた


私をひとりぼっちのショーウインドウから連れ出して ドレスアップの魔法をかけてくれたあなた


この気持ちをなんて呼んだらいいのかわからない

大切すぎて蓋をしたいくらいの気持ち
あなたに だけ…




はにかみキョコちゃん
目線の先には当然、王子様です

なべち