ICUから一般病棟に移ってきて初めてのミルクの時間がやってきました。



ナースコールを押し看護士さんに来てもらい恐る恐る鼻注開始です。



看護士さんに指示を受けながら、必死になっていきます。失敗したらぽーちゃんがどうにかなってしまいそうでカタカタと手が震えていました。




一日のミルクの回数は六回。一回50CC。

看護士さんに許可を得て、夜中の鼻注の時間には携帯のアラームを

鳴らして起き、毎回必死でやっていました。



夜中の4時のミルクは緊張と眠気で大変でした。

朝起きて

「しまった!四時のミルクあげれてない!」

とパニックになりながらナースコールを押し看護士さんに

「四時のミルクあげれてません!どうしたらいいですか?あーどうしておきられなかったんだろう?」

と一気に言うと看護士さんは

「お母さん!四時のミルクは私と会話しながらあげてみえましたよ!大丈夫!それよりお母さんつかれてない?お母さんが倒れたら大変!無理しないでね!」



といわれました。緊張で記憶が飛んでしまったのか・・・・



なれない鼻注に加えて排泄量の管理もしなければならなく、オムツを替えるたびに

使用後のオムツを計り、そこから使用前のオムツとおしり拭きの重さを引き記録していくのです。




毎日が必死で、知り合いもいない病棟。

預けているあっちょ君のこと。

自分の食事や入浴もままならなく

不安や孤独に押しつぶされそうな日々でした。