我が家は関西なので直接的な被害は何もない。けど、あの日以来、私の心は不安定なまま。子ども達もいつもと様子が少しちがうのです。


あの日。

私はダイニングテーブルに座って、テレビをみていた。


あっちょはお約束をしたお友達の家にいっていて居なかった。


ぽーちゃんはリビングの隣の和室で何やら遊んでいた。




あれ?目眩…?





何かおかしい。そう思ってふと窓から外を見ると電線が不自然に揺れている。


あわてて和室に干してあった洗濯物に目をやると、揺れるはずなんてないのに、不気味に揺れている。和室の電気が左右に大きく揺れていた…


目眩なんかじゃない…地震だ!


すぐにぽーちゃんを抱きしめた。


ただならぬ雰囲気にしだいにぽーちゃん顔が強ばっていくのがわかりました。



「大丈夫。大丈夫だからね」



そういいながらも、なかなか揺れがおさまらない。




私はたまらず
いつまで揺れるの!?いい加減にして!
と叫んでしまいました。



私が冷静でいなければならないのに…



ぽーちゃんも怖いって固まってました。


すぐにテレビが切り替わり次々に被害状況が映し出された。


私はあまりの惨状にテレビから目が話せなかった。
ぽーちゃんはテレビの映像が見ていられなくて、震えていた。



とりあえずDVDつけて、お友達のお家にいるあっちょが心配でママさんに連絡しました。
なんと地震に気付かずに遊んでいる様子。


地震の被害の大きさが明らかになるにつれ、泣けてきて…

一瞬のことで何がなにか分からないうちに、全てが失われて…家族の行方が分からなくなって。


病気の人は薬は…


もう、自分がこうして普通に過ごしてることが申し訳なくて。


あの日以来、夢見がわるく夜中に汗をびっしょりかいて何度も目が覚めます。

子ども達は地震の被害の映像が流れると、顔色が変わります。



何もできないかもしれないけど微力ながら協力できることをコツコツしていくつもりです。

被害に遭われた被災者の皆様。慎んでお見舞い申し上げます。

一人でも多くの方が助かりますようなに…
1日でも早く普通の暮らしが戻ってきますように。