兄貴が「どうしても見せたいんだ。」と強く主張をするので、
少し早めに家を出て、生田原・丸瀬布方面に出かけることに。
端野~仁倉、若狭へと抜ける道は、自転車では通ったことが
あるが、車では初めてだ。
数年前に強烈な竜巻が発生し死亡者が出て以来事故防止
のために、山の中に数キロに及ぶ大トンネルができていた。
そのせいか、予定より30分ほど早く遠軽町生田原にある、
「ちゃちゃワールド 」に到着。
兄貴が見せたかったのは、日本でココにしかない、影絵画家
の大家、藤城清治氏の原画でした。
北海道の四季を表現した、立4m弱横6m程度(たぶん)の影絵。
ちなみに電球を消すと、トレーシングペーパーの多重張りでの濃淡、
もちろん補色での表現、、、それに圧倒されるそうです。
それ以上にこの自然を科学の世界と幻想の世界を両立させている
表現力に圧倒されました。
皆さんも北海道にお越しの際はぜひ!
そして、お昼は、駅前のノースキングのレストランへ。
生田原は「きのこの街」
お勧めで出ていた「やまべのきのこご飯丼」を。
美味しかった。
(母が「おいしい、おいしい」と言って、ペロリと完食していたのが可笑しかった)
次は、丸瀬布にある2つの滝を見に行くことに。
この案内を見て、200mの山道、、ということで、兄貴に相談。
「行くしかないだろ!(怒)」と言われたので、行くことに。
「でも、500mの尾根歩きはダメね。(笑)」ということで。
男鹿の滝で貰った、熊よけの鈴を着用し、蚊に刺されるから
ということで、兄貴に僕のパーカーを着てもらい、鈴は僕。
いざ。10分位の山道を歩いて到着!
まっすぐ流れ落ちる様は「潔い」という感覚を持ちました。
兄貴はこの写真の先でギブアップ。
私は滝つぼの裏に回って、、、
びしょぬれ。
はじけ飛んでくるしぶきで、毒素が抜かれていく感じでした。
戻ってきて、兄貴のあまりの疲労困憊ぶりに、鹿鳴の滝は
今度の機会にということにしました。次回が楽しみです。
そして、北海道指定文化財の、「元」鉄道マニアの僕が
「どうしても見たいんだ」と強い希望をしてSL雨宮21号 。
「乗らずに撮影する」ことに。
しかし、「元」鉄道マニアなので、出発のときの最も大きな汽笛を
撮影し損ねたのである。。。
あの、銀河鉄道999でもおなじみの蒸気による「ぼぉーっっーぉっぉっ♪」
という汽笛の瞬間の黒煙をだ。
情けない。とほほ。
で、丸瀬布温泉に入って一休み。
それで、次の目的地を決定!
「サロマ湖の夕陽が見えるところ!」
とうことで、ほぼノンストップで1時間30分走り続けて、
サロマ湖温泉に。。。
見えることはみえるが、なんとなく陸地に落ちる気が・・・。
「あの絵葉書と同じような、湖水に落ちていく太陽が見たい。」
という「僕の強い要望で」母の反対を押し切り、さらに東に走る。
で、ついたのがココ「キムアネップ」。
ここ、最高です。
ということで。
地元にいながら、初めてのサロマ湖の夕陽を味わうことが出来ました。
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この湖畔での30分は素晴らしかった。
美しい。
キャンプでバーベキューをやっているお子さんが「落ちるときは早いね」
とつぶやいたのに、「びくっ」と反応し現実に一瞬引き戻された私。。
情け泣きかな。