【放浪記】育ったところを辿って その6(影絵~雨宮21号~サロマ湖夕陽) | Jazz@Saku

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会社員でジャズベーシストのJazz Man BSakuの日常を暴く!(笑)

兄貴が「どうしても見せたいんだ。」と強く主張をするので、

少し早めに家を出て、生田原・丸瀬布方面に出かけることに。


端野~仁倉、若狭へと抜ける道は、自転車では通ったことが

あるが、車では初めてだ。

数年前に強烈な竜巻が発生し死亡者が出て以来事故防止

のために、山の中に数キロに及ぶ大トンネルができていた。


そのせいか、予定より30分ほど早く遠軽町生田原にある、

ちゃちゃワールド 」に到着。


兄貴が見せたかったのは、日本でココにしかない、影絵画家

の大家、藤城清治氏の原画でした。




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※「撮影ご遠慮下さい」だったのですが、ごめんなさい。。。

北海道の四季を表現した、立4m弱横6m程度(たぶん)の影絵。


ちなみに電球を消すと、トレーシングペーパーの多重張りでの濃淡、

もちろん補色での表現、、、それに圧倒されるそうです。


それ以上にこの自然を科学の世界と幻想の世界を両立させている

表現力に圧倒されました。


皆さんも北海道にお越しの際はぜひ!



そして、お昼は、駅前のノースキングのレストランへ。


生田原は「きのこの街」
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お勧めで出ていた「やまべのきのこご飯丼」を。


美味しかった。

(母が「おいしい、おいしい」と言って、ペロリと完食していたのが可笑しかった)


次は、丸瀬布にある2つの滝を見に行くことに。


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この案内を見て、200mの山道、、ということで、兄貴に相談。

「行くしかないだろ!(怒)」と言われたので、行くことに。

「でも、500mの尾根歩きはダメね。(笑)」ということで。


男鹿の滝で貰った、熊よけの鈴を着用し、蚊に刺されるから

ということで、兄貴に僕のパーカーを着てもらい、鈴は僕。


いざ。10分位の山道を歩いて到着!


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まっすぐ流れ落ちる様は「潔い」という感覚を持ちました。


兄貴はこの写真の先でギブアップ。


私は滝つぼの裏に回って、、、




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びしょぬれ。


はじけ飛んでくるしぶきで、毒素が抜かれていく感じでした。


戻ってきて、兄貴のあまりの疲労困憊ぶりに、鹿鳴の滝は

今度の機会にということにしました。次回が楽しみです。


そして、北海道指定文化財の、「元」鉄道マニアの僕が

「どうしても見たいんだ」と強い希望をしてSL雨宮21号


「乗らずに撮影する」ことに。



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しかし、「元」鉄道マニアなので、出発のときの最も大きな汽笛を

撮影し損ねたのである。。。


あの、銀河鉄道999でもおなじみの蒸気による「ぼぉーっっーぉっぉっ♪」

という汽笛の瞬間の黒煙をだ。


情けない。とほほ。



で、丸瀬布温泉に入って一休み。


いいお湯でした(‐^▽^‐)
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それで、次の目的地を決定!


「サロマ湖の夕陽が見えるところ!」


とうことで、ほぼノンストップで1時間30分走り続けて、

サロマ湖温泉に。。。


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見えることはみえるが、なんとなく陸地に落ちる気が・・・。


「あの絵葉書と同じような、湖水に落ちていく太陽が見たい。」


という「僕の強い要望で」母の反対を押し切り、さらに東に走る。



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で、ついたのがココ「キムアネップ」。


ここ、最高です。



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ということで。


地元にいながら、初めてのサロマ湖の夕陽を味わうことが出来ました。


~~~

この湖畔での30分は素晴らしかった。


美しい。


キャンプでバーベキューをやっているお子さんが「落ちるときは早いね」
とつぶやいたのに、「びくっ」と反応し現実に一瞬引き戻された私。。

情け泣きかな。