私が猫部屋を作った理由。

 

 

ペットの多頭飼い崩壊が社会問題になっていますね。

私はこの手のニュース(動物虐待とか)をどうしても見られないので、

詳細についてはよくわかりませんが、だいたい何が起こっているか想像はつきます。

 

うちも猫が10匹もいて、立派な多頭飼いです。

でもずっとこんな生活だったわけではありません。

 

晴れ歴代の猫晴れ

 

オッドアイ猫モモちゃん

黒猫ミミちゃん

三毛猫猫トラちゃんウシちゃん(兄弟)

黒猫パンダちゃん

猫猫猫猫猫猫猫(ダイ・マロ・ソラ・レオ・ジュン・小町・チー)兄弟・敬称略

三毛猫アカちゃん

オッドアイ猫みーやん

 

以上の猫たちがこれまで我が家にいた猫なんです。

横軸は兄弟猫

縦軸は世代別です。(親子もいれば無関係もいる。)

 

もちろん既に死んでしまった昔の猫も含んでおり、今飼っているのは…

 

三毛猫猫トラちゃんウシちゃん(兄弟)

猫猫猫猫猫猫(ダイ・マロ・ソラ・ジュン・小町・チー)兄弟

三毛猫アカちゃん

オッドアイ猫みーやん

 

こちらの10匹…

一番下のみーやん(1歳)以外は8歳以上なので、おそらく10年後には多くが寿命を迎えていると思います。

 

私はこの10年のためにこの家を建てたと言っても過言ではないんです。

多頭飼い崩壊って、飼い主が本当に強い意志を持ってペットを管理しないと容易に起こってしまうことだと思います。

 

それまでは1~2匹で飼っていたのですが、

ある時、うちに住み着いてた野良ネコの避妊手術のタイミングを間違えてしまい、気づいたときには子猫が生まれてしまっていたんです。

その時7匹も生まれてしまったので、そこで一気に数が増えてしまいました。

あの失敗がなかったら、最大でも2~3匹くらいで生活できていたと思います。

 

私はそれまで実家から離れて仕事をしていたので、猫の世話は母が1人で行っていました。

多頭飼い崩壊は高齢者が飼い主の場合が多く、アニマルホーダーっていう心の病が原因だそうです。

母はアニマルホーダーというほど病的ではないけど、正直そういう側面がゼロではないと思います。

でも避妊去勢に関しては意識が高いので、手術はちゃんとしていました。

だからこれ以上、家庭内で増えるということはありません。

 

多頭飼い崩壊の怖いところは、単純に数が増えて世話ができなくなるということだけでなく、

「人間の生活」が営めなくなるところです。

 

ペットの数が増えることで、エサ場やトイレ、寝る場所など、多くのスペースを猫に取られてしまいます。

また、壁や家具などで爪を研いだりして家がボロボロになってしまいます。

 

少しだったらそういう所も掃除したりして清潔に保てるのですが、ある域を超えると人間が管理しきれなくなり、動物が好き放題やるようになってしまいます。

そうなると最悪で…

猫同士のなわばり争いがあったり、

マーキングだったり、トイレが汚いことによる他の場所への粗相だったり、

家が人間の家ではなく「猫屋敷」になっていきます。

(うちの場合は、その中で仲が悪い子がいたので、とくにマーキング癖が悪化してしまいました。今までの猫はこんなことしたことありませんでした。10匹とかになってから始まってしまいました。)

 

猫屋敷の中で、人間が人間らしい生活など営めません。

旧宅では家の中で「猫が入らない部屋」が1室あるだけでした。そこに人間が避難する生活。

私は帰省したときにそういう生活を見ました。

母は猫をかわいがっていましたし、私も猫はもちろん好きですから猫に会うのは楽しみでした。

でも10匹の猫たちに好き放題やられて振り回される生活は、とても幸せそうには見えませんでした。

猫たちも、衛生的とは言えない部屋(そこまでひどいわけではありませんが…)で幸せにしているとは思えなかった。

 

広い家中を自由にできて、あちこちをボロボロにして、好きなところにマーキングして…

猫たちは自由そうに見えましたが、全然幸せそうではありませんでした。

でもそこまで広範囲に好き勝手されると、人間の手が回りません。

こまめに掃除したり、修繕したりすることができなくなっていたんです。

また、洗濯した布団に粗相されたときなど、精神的なダメージも大きく受けるのです。

 

うちもある意味、多頭飼い崩壊していたのです。

 

もう一度、人間は人間らしく、猫はあくまで人間の管理の下で幸せに暮らしたいと思いました。

そこで考えたのが、この実家建て替えでした。

思い切ったことをしたなとは思いますが、これ以外、考えられなかった。

あの生活のまま、猫たちが寿命を全うするのを待つのは無理でした。

 

 

今、家が完成し、猫たちも新居での生活が始まりました。

猫たちはキャットルームに集められ、昔のように好き放題はできません。

 

ところが猫たちは昔の家にいるときより、ずっと良い子にしているんです。

壁で爪といじゃうのは1匹だけだし、なぜか嘔吐の回数や量も減りました。

(猫の嘔吐は健康上必要なことなので、別に怒ったりはしませんが、たぶんごはんの量を管理していてむやみに食べ過ぎることがなくなったからだと思います。猫草をすこし吐くくらいです。)

ティッシュやトイレットペーパーをグチャグチャにしてしまう悪戯も全くやらなくなってしまいました。

部屋にティッシュそのまま放置されています…信じられません。

 

何より粗相がなくなった…

あんなにあたりかまわずマーキングしまくっていたのに…

 

カーテンやベッドが濡れていることなど一度もありません。

喧嘩もしないし、臆病だった子もなぜか明るくなって積極的におもちゃで遊ぶようになりました。

母も「部屋が全然臭くない!」と驚いています。

 

何でもかんでも自由にしておくことが幸せっていうわけではないということがわかりました。

しっかりした管理の下で生活することはペットにとって大切です。

きっと旧宅での生活はストレスがかかっていたのだと思います。

 

猫部屋は以前も紹介したように、トイレを広くしてあったり、水を汲んだりするための手洗いもついているので、

とても作業がしやすいんです!

世話するの大変でしょ!?って言われますが、全然余裕です。

朝と夕2回、「ごはん+トイレ+掃除機」をやります。

掃除機をかけるところがポイントです。(ダイソンではなく紙パック式)

掃除機を2回かけると部屋が常に綺麗で、ニオイも少しはしますが悪臭ではありません。

 

猫たちも綺麗なところでゴロゴロできて、私から見ても気持ち良さそうなんです。

他の部屋には行かせないので、この部屋だけ、ちゃんと掃除すればでいいんです。

他の部屋は毎日掃除機かけていません。

すごく効率が良いです。

 

家庭内別居なので、猫と一緒に遊ぶ時間は多くは取れませんが、お互い精神衛生上良いシステムになっています。心置きなく可愛がることができて猫との生活も楽しいです。

 


まだまだ長い歳月が始まったばかりですが…

これから先もいろいろなことがあると思いますが…

とりあえずは

良いスタートが切れていることにホッとしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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