2011年の革命の時も、今回のクーデターも、いまだアラビア語の読めない私の情報源は
我が家の政治解説委員とツィッターとフェイスブック。
国営テレビはご存知のように、笑えるくらい偏っているので今回は役立たず。
ツィッターはメディアによる速報が続々と入ってくるので現状を把握するのにピッタリだし、色んな意見を聞くことも出来る。
今回は、新たにカイロに住む日本人留学生の方々と色々意見交換する事ができた。
いやあ、すごいね、日本の若者は。物事がよ~く見えてる。短い滞在だから誰からも洗脳される事もないからか?
彼らのツィートは許可を得ているので、そのうち公開します。
フェイスブックは、噂が飛び交いすぎる部分もあるけど、何といっても動画が沢山見れる。
写真はいくらでも加工できるけど、リアルな動画は・・・どうしてもリアル。見る人が判断すればいい。
その中で、8月14日の大虐殺を短くまとめた動画を友人が載せていた。
衝撃・・・としか言えない。
これを見たら、「排除されて良かった」「排除されるべき人たちだった」なんて口が裂けても言えない、と思う。
ただし、あまりに衝撃的なので、これは限定記事に載せます。
って、予告編が書きたくて書いたわけではなく・・・・
色んな方のツィートなどを見ているうちに、ふと思い出した。
あの有名人は何て言ってるのかな?・・・・っと検索、あった。
8月15日(虐殺の翌日)
とうとうというかやっとというかエジプトで座り込みをしていた同胞団が武力排除されました。多くの死傷者が出て痛ましい事件ですが、これを予測し、利用しようとしているのも同胞団の作戦です。何が一番良いのか両陣営ともわからないようですが、両者とも自己利益というより国を考えているようです。
同日。
死者重傷者を含めて千人規模の犠牲者が出ているとのこと悲惨です。しかし一般市民の犠牲者が少ないのは、今や軍と同胞団の権力闘争となっているからです。同胞団は末端団員を入れて250万人と言われていますが、実際の戦闘員は1万人くらいでしょう。ハマスと連携して武器も重火器も持っています。
ピンクの文字は驚きすぎた部分を強調してみました。
作戦です、ってこの方は、何を断定しているのでしょう?
だから、座り込みは同胞団だけじゃないって言ってるでしょ~が。
一般市民の犠牲者が少ない? 数えたの?
もともと、ここに住んでいながら興味がある分野の人物ではないのでフォローもしていなかったけど、これを見て唖然。
きっとこういう人は、その時点の権力がある方に都合の良い事をいうんだろうね・・・立場上なのか?本心なのか?
うーん。
そうだ、もう少し遡ってみよう。
7月2日(クーデター前日)
いよいよエジプトの情勢が緊迫してきました。明日(現地時間)がモルシィ大統領が辞め選挙をする通告の期限です。辞めないと思いますから、クーデターか軍管理内閣で再出発がベストですが、ムスリム同胞団も親衛隊がありますから大きな騒乱になるかもしれません。米国の思惑通りになっています。
あれ、この時はわりとまともな事を書いてる、クーデターって書いてるし。
この時から一ヶ月半で何があったのかな、彼に。
そして今日は、シリアでのサリンによる虐殺、1300人って。
こちらでは普通にテレビで亡くなった人の姿を出すので(今のエジプト国営テレビでは軍と警察側の亡くなった人の
姿やお葬式しか映しませんが)またしても一生分くらいの亡くなった方の姿を見た。
眠っているかのような姿の子供たち。半数が子供だったって・・・・
ぴくぴくと、ブルブルと痙攣しながら息絶えようとしている子供、神経をやられて甲高いうめき声をあげる瀕死の人。
もう亡くなってるのに、いつまでも息子の心臓マッサージを続ける親。
あかん、もうこの一週間で神経やられそう。
無神経な人間だったら楽なのか?いや、そうなったら人間おしまいやで。
今日もまとまりません。
☆前記事にも書きましたが、今後は内容により限定記事にする予定です。
詳しくはこちらをご覧下さい。 限定記事のお知らせ。
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