シマノ BM-4 レストア | トイプはドッグウォークしない?

シマノ BM-4 レストア

釣りには、、行けてません。
何やら忙しくしてます。

今朝も早起きしたんですけどね、
体調悪いし、小雨だし
風邪でも引いたら飲食業は致命傷なので
無理は禁物。

オッサンに成ってから新しい仕事なんぞするもんじゃないなとつくづく(笑)

ちょこちょこと釣具弄るのが唯一の癒やしって
不毛な時を過ごしてます。

在宅インドアで遊べる趣味にギターでも再開しましょうかね?

前置き長くなりましたが
日本の(世界でも良いくらい)キャスティングリール史に金字塔として残る名機
Lew'sのスピードスプール
コレをOEMしていたのかシマノで
シマノの国内向けが70年代後半に
発売されたBM-1~4のシリーズ
ってのは有名なはなし。

細かい事は専門サイトにまかせまして、
Lew'sのBB-2相当のワイドスプールで
主に磯の大物用?と成っていたのが
シマノのBM-4です。

シリーズの最後、79年の発売だそうです。

アンバサダーなら6000番クラス
かなりの重量級ですが

BMの血統には違いなく
押さえておきたい機種ではありました。

見ての通り、その割にはリールシートにかなりオフセットして固定されるため
パーミング性は良好。

メカニカルブレーキなどハンドル側に集約されるので
パーミングプレートも薄くて左右異形で小さいです。
シェイプも
スプール回転分離式になったレベルワインドが
前方にレイアウトしたためにティアドロップ型ばかり注目されがちですが

親指の腹が当たるところがシェイプされているなど
相当に吟味された形状でした。

コレが40年前に発表されて、しかもその基本思想は現代のリールにことごとく受け継がれている訳ですから凄いことですね。
因みに集めてるバンタムはBM,BB基準では
廉価版扱いにされることもあるようですが

ボールで半密閉型になっているオイルインジェクションなど凝った装備はないものの
デザインコンシャスな機種ではあるし、

値段が下がったのは、法外なライセンス料とかパーツが日本製に集約したこととか、
シマノの戦略によってコストダウンしたにすぎないのではと思いますよ。

流石に古いので
鬼のようにグリスが固着して
分解洗浄~磨き作業、傷や塗装ロストの補修まで一日ミッチリ遊ばせて貰えました♪

それでも基本的なメカに不具合もなく
四点遠心ブレーキシューにも比重の異なる素材を入れてあったり、前オーナーの思い入れも感じられましたね。

流石にコレで青物やランカーシーバスと遊ぶのは勿体ない気がしてますが

きっと使っちゃうんだろうなー

いつになったら釣り再開できるかの目処も立てられませんけどね。

まともな休暇くれないかなぁ~