『遊びの教育』その3=ゴールデンエイジ!

10歳から12・3歳ころをサッカー界ではゴールデンエイジと言う。

取りっこサッカーによってたくさんの無駄を繰り返した子供たちが、からだとこころと頭脳のバランスの良い発達により、ある意味大人と同じようなプレーができるようになる黄金期のことだ。

ところがバルツォの場合は、地区予選であっけなく負けたりする。

ゴールデンエイジではないのか!?

これもバルツォオリジナルのひとつ。

狙いのあるプレーが成功するこの時期だからこそ、やっておいてもらいたいことがある。それは、以前にもお伝えしたことのある『幼稚なミス』だ。

世の中の指導者には、この幼稚なミスを我慢できない指導者があまりにも多い。自らの実績や体面的なことのために、激怒する指導者をたくさん見てきた。

そんなことより、子ども達の内面に何が育つかが大切。

自らの限界にチャレンジする気持ち、ミスから学ぶ基本姿勢、創造を具現化する強い意志など、本当の意味でゴールデンエイジにしたい。

バルツォでは、基本的にどの年代でも「幼稚なミス」を許される余地がある。
だから、中学生や高校生が大一番の試合でもそのことで負ける事はある。それでもそれが個人の育成につながるなら、遊びの教育は価値がある。

さらには、思えばバルツォでは、どの年代もゴールデンエイジだし、遊びの教育では、いつも『今』が、ゴールデンなのだ。

by ベアーズコーチ