迷子のおばあさん | ×(ばってん)ママの部屋

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日々思うこと・・・   子供のこと・・・  

そして 孫の事
 
ぼちぼちと  綴っていきたい  そう思う  ママのお部屋です。

朝 9時頃の事


私はまだ、ベットの上で


グループホームスタッフからの


メールを返信していた最中


外から気になる話し声


明らかに この辺りの人の声でなく


ちょっと気になり


外に出て見ると


1人のお婆さんがおられ


「ここで、なんかするんやろ?」


「ここは どこ?」


と、尋ねて来られました。


「ここでは 何もしないよ。

      何処からみたの?」


と聞いてみたら


「分からない」


と答えられました。


私より先に外に出ていた


ご近所さんが


警察に連絡を入れている様だったので


これ以上 何処かに行かないように


話をする事にして


それでも


いくらなんでも


おばあちゃんと


呼ぶ訳にはいかないので


「名前 聞いてもいいですか。」


と聞くと しっかり名前は言って下さり


また、


「ここで なんかするんやろ。」


「初めての所きたから 何処か

         分からない。」


と言われるのです。


最初から十中八九 


認知症の方であろうと


思っていたので


何か 身元分かるものが


あるかもしれない…


と思い


話を続けると


「いっぱい 歩いたから疲れた。

    ここに座ってもいいかな。」


と、よそ様の家の前に座ろうとしたので


うちの家の前の


日陰の所に来て頂き


折りたたみの椅子を出したのですが


少し低くて 座れなく


息子が 


家から 椅子を持ってきてくれたので


そこに 座ってもらい


押してきたであろう


手押し車を側に置きました。


そして その時 その方に


「ちょっと 中見せてね。」


と気になる 小物入れを見せて頂くと


やはり そこには


お名前と、連絡先のカードが


そこに入っていたのです。


でも、ご近所さんが警察に


連絡しているため


そのまま警察を待つ事にして


そのまま おばあさんと


話をして 警察を待ちました。


子供の遊ぶ姿を見て


「ここは 静かでいいねぇ。

     子ども 可愛いねぇ。」


と言われ穏やかでした。


水分も持って来てなかったので


家から お茶を持って来てあげると


「冷たくて 美味しい」


と言って 飲み干されました。


そうこうしてると 警察も来られ


警察の方に


先程見つけたカードを渡して


お茶を100cc程


飲んでいただいた事を伝えました。


警察は 一定の聞き取りをして


ご家族様に連絡をとって


お迎えに来て頂き


迷子のおばあさんは


無事に 家に戻られました。


こんな出来事が


朝からあったのだけど


つくづく


自分も そうなるかもしれない。


そう思うと 他人事では無いなぁって


改めて思い直しました。