皆様大変ご無沙汰しております。
大変多忙な日々を過ごし、ブログもほったらかしにしてしまいました。
皆様のブログは定期的に読ませていただいておりましたが、足跡も残さずに失礼してしまいました。
この間、何をやっていたかというと、8/30に行われた国民的行事(?)に係わっておりまして、仕事とこっちを両立させるという何とも無謀なことをやっておりました。
大逆風にさらされる側でありましたので、本当に大変でした。結果もとんでもないことになりまして、これからがさらに大変です・・・
そこで、どっぷり浸かった側から今回の結果の問題点を洗い直してみようと思います。
1.そもそも日本に小選挙区制はふさわしくない!
これは以下の問題点にもつながりますが、日本には白黒はっきりさせないという(欠点でもありますが)長所があると思います。
ちょうど良い・いい塩梅、ってところでしょうか。程よい感じがすごしやすいのです。
日本は気候も暑すぎず寒すぎず(世界と比べて)、文化もこんな感じで熟成している国です。
一方、国民は大勢に流されやすいという性格も持っています。強い意志・思考でって人があまり多くない。
なんとなくの風に流された結果の前回の4年間だったにもかかわらず今回も同じことが繰り返されてしまった。
「そんなことまで民主党に頼んでない!」ってこともこの先4年間であると思います。
この制度、見直す必要ありと思います。
2.ワンフレーズ政治になってしまった
これは、マスコミの罪が非常に大きい!!!!!
前回の「郵政民営化」今回の「政権交代」
どちらもそのこと自体が○・×という結論で語られるべきものではないことです。
郵政民営化は改革の象徴でもなんでもない。総合的な構造改革の一環です。
政権交代も、「交代」そのものより「交代可能な土壌」が大事なのです。
そもそも、「政権交代」って党が有権者に訴えるフレーズでしょうか。
ところが、こういったことを丁寧に訴えてもマスコミに取り上げられない。
むしろ言い訳だの何だのと言われ、相手にされない。有権者にも届かない。
これ、マスコミに大きな責任があります。
3.政策の協議がなされない
国防・安保・社会福祉などの重要政策は、「政権交代」が「政策交代」になってはいけないものです。
日本は今まで政権交代がなかったからこのような事態にならなかったのですが、
政権が変わるたびに年金制度が変わったらどうしますか。
政権が変わるたびに高齢者医療制度が変わったら不安でしょう。
政権が変わるたびに自衛隊が解体・編成を繰り返したらどうなりますか。(ちょっと極論ですが)
今回はきちんと道筋を決める4年間にしてほしいものです。
4.真の政治家がいなくなる
これ、小選挙区制の弊害でもあります。
前回・今回と、名前も知らないけど政党名で小選挙区も決めたって人が多いでしょう。
政治は人が動かします。だからこそ小選挙区300・比例代表180って小選挙区の方が多いんです。
こんなことやってたら、本当に国のために働く人はいなくなり、保身のためにマスコミ受けするパフォーマンス上手な人しか残らない。出世だけが目当ての人しか残らない。
事実、今回の自民党は、重鎮・閣僚もしくは露出の高かった人しか残っていない。
目立たない人の中には何もしないから目立たないって人もいますが、そうでない、粉骨砕身働いている人もいっぱいいたんです。
その人たちが戻ってこれるように、ぜひ次回は小選挙区は「人」を選んでほしいと思います。
まあ、真面目に語ってみましたが、そんななか自分は「選挙」「本業」「ちょっとエステ」をどうにかこなしておりました。
少しずつ、記事もアップしていこうと思います。またよろしくお願いいたします。