みなさま、お忙しくしていますか。


先日、ソーシャルメディアで話題になった
月額、顧問料2,980円のサービスの話です。


「料金が安くなる上、税理士だけでなく、
社労士、行政書士、司法書士にも相談が
できます」

というのが、ウリのようですね。



このサービスの会社さんは、クラウド会計ソフトの
freee(フリー)と組んで、税理士による青色申告
代行サービスをやっていましたので、記憶
されている方もいらっしゃると思います。
記帳後の青色申告代行サービス

今までは、税理士だけだったのが、
社労士、さらには、行政書士や
そして、司法書士もついてくる!という
わけです。


くわしいことは、こちらを読んでいただくと
して、このサービスについて思ったことを。

税理士相談料の価格破壊が本格化 顧問料「月額2980円」プランも登場 : J-CASTニュース

(今回のサービスは、税理士だけでなく、
行政書士や社労士も、です)。



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このサービスですが、クラウドソーシングという
ことのようです。


クラウドと言っても、あの雲のほうではなく、
群衆のほうです。
(私のような年寄りは、カタカナに弱い 笑)。



最初、これを読んだ時、司法書士は倫理規定
クリアできるの?と思ったことと、そして

行政書士とか、社労士がもらえる金額(報酬)
は、もっと下がるから、1回こたえるごとに
いくら、とかなるのかなと思ったこと。

月額でもらうのか、1回いくらとか決まっている
のだろうか、ということです。



はてぶや、ツイッターでの感想は、ちょっと聞く
なら利用したいというものもあれば、メールで
聞くだけなら、役所に聞けばいいとか(役所に
聞くのは、無料だからということかと)。


そして、安すぎる気がする、というものも
ありました。


おそらく、クオリティーの心配なのでしょう。
利用者からすれば。


クラウドソーシングを利用して、ライターを
利用して書いてもらったら、コピペだった
ということをたまに聞くように、安いことには、
質に問題があり、ということも聞きます。
それで、そのような意見もあったのかな、と。


1,000文字の文章書いてもらうのに、専門的な
内容で、ライターさんに300円とか、400円なら、
やっぱりおかしいですよね。
(このような例があるかは、知りませんが)。


価格というものは、あまりに安いと
それはそれで、心配になるものです。

そう言えば、深夜の飲食店バイトで、時給1,500円
があるという時代ですからね(時給です)。

月額2,980円となっていますが、士業側には、
月額で2,500円くらいなのかしら。

1回こたえるごとにいくら、という方法なら
何百円とかの世界でしょうか。



今回発表のこのサービスは、すでに、複数の
税理士が対応しているようです。

行政書士や社労士も、登録している先生が
いらっしゃるのでしょう。

もし、いらっしゃいましたら、こっそり(笑)
どんな感じか教えてください。



私たちの仕事は、どんどん安くなっていると
言われています。


でも、安くして仕事を取るのは、工夫なしで
できるので、簡単です。


差別化しようとか、他に、何か工夫するところは
ないだろうかということに頭使わない、という意味
での簡単、です。


人は、簡単、楽なほうに流れますからね。
でも、それでいいのだろうか。

値段を高く、偉そうにしていろ!という
ことではありませんので、お間違えなく。