みなさま、お元気ですか。


2014年5月31日に、朝日新聞にソーラーシェアリング
のことが書いてありました。


畑で野菜も電気も 広がる「ソーラーシェアリング」:朝日新聞デジタル


ソーラーシェアリングについては、以前にも
ブログ記事に書きました。

その時のブログ記事。

太陽光発電と農地転用許可(ソーラーシェアリング)について



野菜や果物などを作りながら、その一方で、
電気も売るわけです。

太陽光発電ですね。

この記事でも、里芋やナスなど20種類の野菜を
育てながら、実家の畑に太陽光パネルを取り付け
ている話が載っていました。

再生可能エネルギーの推進と農家の
収入源になるとのことで政府も
普及に前向きなのだそうです。


いちおう、農業の統計的なものは、ここで
確認しました。

農林水産省 農業経営統計調査 平成24年 個別経営の経営形態別経営統計(経営収支)
経営形態別経営統計(個別経営)


農業収入は、平成24年の統計で年間502万円ですか。



文鳥くんと仲良く。一石二鳥
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以前のブログにも書いたのですが、
農地は、農業目的に使います。


支柱と、パネルを取り付けるのでさえ、
認めない自治体もあったそうです。

それが変わったのは、以前にも書いた農林水産省の
通知です。

条件付きで、一時転用を認めるようになり
ました。


この記事では、抹茶の例も出ていました。


抹茶は、煎茶の2倍の価格で売れるのですが、
育てるには、日陰を作る必要があった
そうです。

それが、「ソーラーパネルをかけて、売電
しながら日陰を作れないか」とひらめいた
人の話が載っていました。
緑茶販売会社の社長の話です。


わざわざ日陰を作っていたのですから、
パネルで日陰にすればいいのですよね。

そのうえ、太陽光発電もできるという
一石二鳥です。


このようにいいことばかりのように
思いますが、課題もあるようです。

まず、売電が本業になってはいけない
ということになっています。
あくまでも、本業は、農業です。


収穫量が前年より2割以上減っていないか
都道府県が毎年、チエックするそうです。
(この証明が難点だそうです)。

中には、「不許可」になった例も
あるそうです。


パネルが大きいと農作物の生育に影響が
でるのです。不許可になった例は、
「日光が不十分で牧草の品質が保てない」
などの理由が出たそうです。




それでも導入件数は、増えているとの
ことなので、うまく農作物の収穫量と
の「分かち合い」ができればいいなぁと
思います。