みなさま、お元気ですか。

今日は、先月5月の報道記事なのですが、
これからのリサイクルを考えるうえで、
参考になるのではと思い、紹介いたします。

古着をリサイクルして、クルマの
防音材にするということです。

回収から製造まで一貫しておこなうという
ことで、官民一体型がどうなっていくのか
注目ですね。


古着回収については、クリーニング店と
組んだり、市も、回収ボックスを置くなど
協力をするそうです。


日本では、古着を焼却処分することが
多いと聞いたことがあります(ドイツと
比べると、再利用は、ずっと低いのだとか)。

焼却処分にするくらいならば、自動車の防音材
に利用するのは、いいことですね。


まずは、再利用可能かどうかをみてから、
再利用できない古着をリサイクルする
そうです。

対象の古着を引き裂きながら裁断するなどして
綿状の「リサイクル繊維」に変え、さらにこれを
材料して、自動車のエンジンルームなどに
使われる防音材にするそうです。

その後、自動車製造の会社に売るという
ことです。


市によると、年間約1万7000トンの古着が
ごみとして廃棄されているとのことですから、
古着のリサイクルをすることで、ごみの減量化
にもつながるということですね。

2014年05月17日付、読売新聞地域版
より、一部引用

官民連携で古着リサイクル 自動車の防音材に : 地域版 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


北九州市で民間企業と行政が連携した
「古着リサイクル」事業が18日から
始まる。市内全域を対象に古着を回収し、
自動車の防音材として再利用する試みだ。
回収から製品化まで一貫したシステム
として浸透を図り、「資源となる古着の
“地産地消”につなげたい」(関係者)
としている。

参画する企業は、繊維製品リサイクル
会社「SEP」(神戸市)、自動車部品
メーカー「日本特殊塗料」(東京)、
服飾メーカー「チクマ」(大阪市)の3社。


(中略)

3社は事業の拡大を見据え、共同出資
による繊維製品会社「エヌ・シー・エス
(NCS)」(北九州市若松区)を11年
12月に設立。生産体制が整ったことから、
市内全域での事業展開に乗り出すことにした。

NCSは区役所などの公共施設10か所に
ボックスを設けて古着を回収。市は回収
ボックスの設置に協力するほか、広報誌で
古着の提供を呼びかけるなどして取り組み
を後押しする。

(中略)

リサイクルに協力する地場企業もあり、
クリーニング会社の「クリーンせいや」
(行橋市)は、北九州市内の11店舗に
回収袋を設置。古着を持ち込む人に、
1着あたり30円分の割引券を6月末
まで提供するという。

市循環社会推進課などによると、市内
では年間約1万7000トンの古着が
ゴミとして捨てられている。古着は
途上国向けなどの輸出も増え、国内
での入手先が減りつつあるという。

(以下、略)


戦前の鉛筆
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