ご来訪ありがとうございます。

さて、住宅用太陽光発電も
進んでいますが、規模の大きさで
いったら、やはり、非住宅用です。

しかし、これは以前から問題に
なっていたことがありました。
{133B2A16-C6D2-47A3-8772-35C29EEB4AAB:01}


平成24年7月に固定価格買取制度が
始まってから、太陽光発電の認定設備
が急増して、認定を受けたものの、建設
に着手しないままの事業が増えていると
いう問題。


固定価格買取制度ですから、始まった
当初のほうが高い金額で買い取って
くれたのです。

そこで、用地も確保できないのに、認定
だけ受けて、太陽光発電の運転を開始
しない例が多かったそうです。

なかには、高い金額での買い取りさえ、
確保しておけば、あとは、のろのろでも
いいと考えている業者もあったとか。

経済産業省は平成24年度に認定がでた
太陽光発電設備のうち、出力が400kW以上
の案件4699件を対象に平成26年3月から
聴聞を実施して、144件が5月末までに
廃止か取消の処分を出しています。

メガソーラーが多かったそうです。

それに関しては、2014年6月17日付、産経ニュース
を参照してください。

太陽光発電の認定144件を取り消し処分 経産省、固定買い取り制度で - MSN産経ニュース

今年2月の時点で、経済産業省は672件の
認定を取り消す方針を示していました。
(日経新聞などでも報道されていました)
それが事業者から聴聞を実施して、
とうとう、取り消し処分が出たのです。


これが6月の時の話でした。

経済産業省の新エネルギー小委員会での配布
資料に8月末時点のことが書かれていました。
kwでの話ですが。

総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会(第3回)‐配布資料

配布資料4の9ページに。


平成24年度に認定を受けた非住宅用の
太陽光発電設備のうち、本年8月末時点
で、取消し・廃止に至ったものは182
万kW、今後聴聞が行われるものは270
万kW、運転開始済又は認定要件を充足
したものは880万kWとなった。

経済産業省では、今後聴聞が行われる
270万kWについて、場所及び設備の
決定状況を確認し、要件が充足できて
いないと認められる場合には、順次
認定の取消し手続きを進めていく。


平成25年度の認定案件に対しても、
本年8月から同様に報告徴収を実施。







ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)
のサイトにも、太陽光パネルを設置する場所が、
不足して認定取り消しになっていることが
報道されていました。

わかりやすいので、参考にしてみてください。


ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)
2014年8月25日
太陽光発電フロンティアを探せ!:


なお、ソーラーシェアリング
についても前半に説明がありました。
(ソーラーシェアリングのほうの落花生
が生育がよく、大きかったとか)。


その他、水上メガソーラーの実施例なども
この番組内で紹介されていました。