干支の話がしたいのではなく、環境問題です。

ヤギ

2014年12月19日付ソフトバンクエナジー
のプレスリリースより。

「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」でのヤギによる除草試験結果について | SBエナジー

「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」
において2014年10月17日から11月30日まで
ヤギによる除草試験を実施とのこと。


ヤギに関しては、太陽光発電の施設にて、
除草させている例がいくつかあります。
人が歩かないと、雑草は増えますからね。


私が知っているのは主に、電車関係。
西武鉄道やJRとかですね。

西武鉄道では、ヤギの「はなちゃん」
が活躍してます。


遊休地というのでしょうか、そこに
太陽光発電設備を置き、その周りの
除草役として、ヤギなのです。

今回は、単にヤギを放すだけでなく、
調査を行っているようです。


ただし、今回はヤギによる太陽電池
モジュールなどへの影響を考え、
太陽光発電設備付近(パネル付近)
では放牧していないとのことです。

パネルの近くではないものの、敷地内
での実験のようです。


本当に、ヤギは、働いているのか?
除草というが、好き嫌いなく食べているのか?


私でもこのような疑問が出ます。

住民への癒やし効果も調べているそうですよ。

除草効果については、先に書いてしまい
ますが、以下のような発表でした。

引用いたします。


採食活動には嗜好性が見られ、
クローバーやヨモギなど、葉の
柔らかい草を好んで食べた。
一方でススキの葉のような萱や
丈の高い草、セイタカアワダチソウ
など太い茎は避ける傾向が見られる。
また、歩行によって踏み倒された草
も枯れることから、これらも除草
効果として認められた



やっぱり、好き嫌いあるじゃん。

でも、歩きまわるので、踏み倒された草が
枯れるんですね。

これも除草効果。

ソフトバンクエナジーのプレスリリース
のところには、報告書がダウンロード
できるようになっていて、そのヤギ
活躍の写真を見ることができます。

報告書の中にも説明があるのですが、
除草自体も、実は、環境に負荷がかかります。

このように説明がありました。


除草作業には「除草」「運搬」
「廃棄物としての焼却処理」の工程
があり、この流れの中で CO2 排出
という環境負荷が生じて


それが、ヤギの場合、食べちゃうんですから。

ぜひ、上記プレスリリースで確認してみて
くださいね。ヤギ活躍の写真もぜひ。


最後にひとつ、

太陽光発電施設での除草では、ヤギだけでなく、
羊を使っている例もあるようですよ。



最新のニュースより。
読売新聞(YOMIURI ONLINE)2015年1月13日付記事。
ヤギが食べて除草…太陽光発電敷地で活躍 :