料亭と言う場所 | 奈美木映里(=草部文子)のちっちゃくデッカイ世界

料亭と言う場所

先日、古い『料亭』に連れて行ってもらいました。

渋谷の大都会の喧噪のまっただ中で、

一枚の引き戸を開けると、
そこに出現する静かな空間。




二階の部屋に通されると、

二部咲きの大きな桜の枝が、
惜しげも無く飾られていました。




何だろう、あの質素な贅沢感。

静寂に包まれた悠久の時間を閉じ込めているような
とても不思議な場所でした。

この歳で言うのは変ですが、

良い大人に近づいた気がしました。(笑)