先日・・・出張先で購入したお気に入りのうさぎ耳帽子をかぶり、博多の人にはおなじみの、居酒屋WESTにて一人寂しくカウンターに座り、チキン南蛮定食を食べていると斜め後方の、女性の話し声があまりにも大きくて思わずイラっとした。
居酒屋だからといって大声で人を罵倒しても良いとは思えない・・・彼女はお酒も回っているのだろうが、ご自分の恋愛観を大声で力説し『男ってのは体ば許したら調子にのるけん絶対ヤラしたらいかんとよ!!』という言葉を5分間に50回くらい連呼してる。『男は基本体が目当てやけん!!』この言葉も合間に68回くらい聞いた・・・いずれも5分間に・・・。
これだけの事を言ってのけるからには、よほどの絶世の美女でナイスなバディーだろうと、私の期待は膨らむ。
そうしていると、そばにいる大学生らしき男性のファッション批判が始まった。
『あたし、あ〜いうチェックのシャツば着る男っち好かんのよね〜!ダサかろ〜!!』
(訳)私チェックのシャツを着る男性が嫌いなのダサイから。
私の隣に座ってる男性はたしかにチェックのシャツだが・・・別にださくない。
次は、太めの女性を批判し、仕事帰りのサラリーマンを馬鹿にする。
お次は・・・誰かな?
ああいう、変な耳とか着いた変な帽子かぶった女って絶対ブスやけん!(笑)自分が可愛いとでも思っとっちゃろうかぁ〜?側から見たらただのバカ女やん〜!
やだ〜!!うさ耳帽子〜ってぇ〜!!誰よ〜?って・・・。
あたしよっ!!( ̄□ ̄;)!!
よりによって、その女性は私の一番のお気に入りのうさぎの耳付きCAPをけなしたのだ。
私の事を侮辱するのは構わない!でもお気に入りのうさ耳帽子を〜!!w
という訳で・・・どんだけの美人が毒を吐いているのか?気になってさりげなく後ろを見てみた・・・。
そこには、お股を広げて椅子に座り、プロボーラー並みの、スタイリッシュなボーリングシューズを履き、80デニールの膝上ストッキングが30デニールになる程に引っ張りあげ、かつ無理なニーハイ仕様にされた、ボーダーが個体の諸事情により伸びきった、腕まくりのドスコイ姫がいた。
私のビジュアルについての批判は構わないが…うさ耳帽の侮辱は許し難い。
その後、私はトイレに立つ際に、怒りのあまり彼女の横を なぜか…颯爽とランウェイウォーキングをした。
1度目は彼女と軽く目が合った…私がガン見したら彼女はなぜか目をそらした。
折り返しの渾身のランウェイウォーキングの時は、彼女の友人が私の怒りのガン見に気づき…。
「あの人多分、悪口聞こえとったんやない?」って彼女に話しかけた。
人の悪口を言う時は小さな声で言うべきだ。
お酒の席だからと言って、無関係な客を大声で批判するのはどうかと思う。
ビジュアル批判は構わない、いつもの事だし、慣れてるし。
しかし…何よりも腹が立ったのは…こんな大股を開いた、ダサい格好のドスコイ姫にお気に入りのうさぎの帽子を馬鹿にされたことだ…。
問題のうさぎ帽子。
気にいってたのに…。( ̄∇ ̄+)