旦那の職場であった事。 | アメリカ人旦那と長男次男との生活

アメリカ人旦那と長男次男との生活

大阪人Bennyと、アメリカ人旦那、天然長男、イヤイヤ次男の4人家族の毎日を綴ります。
たまに文化の違いを感じる生活ですが、そもそもみんな違ってみんな良いやん。人間なんだもの笑





おはようございます晴れ



今日は、旦那の職場であった事を書きたいと思います。


ハーフの子どもに対する差別の話なので、嫌な方はスルーをお願いします。









旦那の職場では、年に一度スピーチコンテストがあります。

まず、各教室から一人ずつ選出されて各スクール、各エリア、都道府県、西日本、東日本……などを経て、日本全体で最終的には優勝する人を決める………みたいな感じだったと思うんですが、その各エリアの審査員として去年ぐらいから旦那も参加するようになっているんです。



そのうちの、あるエリアで優勝した子が日本とヨーロッパ(英語圏ではありません。)のハーフちゃんでした。
でも、日本人のお母さんと暮らしているだけでお父さんは国に帰っているらしく、お母さんがその子に一生懸命家庭内でも英語を教えようと頑張っているそうです。



そのハーフちゃんが優勝した事に対して、去年そのエリアで優勝された子の親が、



ハーフが優勝するのはズルい。







ってクレームをつけたそうです。






は?







英語圏とのハーフでも無ければ、ずっと生活は日本語でしていて…………ハーフってだけでズルいってなるん?それってハーフ差別やん?

ほんならインターナショナルスクールに通ってる子どもは?おうち英語を頑張ってる家庭の子どもは?





そもそも、英語を習う本来の目的は何なんでしょう?

これからは英語がどんどん必要になるから。

日本もどんどん国際化して行くから。

あれば将来的に有利になる事が多いと思っているから………


みたいな理由ですよね?
他にも理由はあるのかも知れませんが……。



それを、ハーフだからスピーチコンテストで優勝するのはズルいって………



英語習う目的、スピーチコンテストで優勝なん?



私には、英語圏とのハーフの息子たちが居るので、こんな話を聞くとモヤモヤしてしまいますショックもちろん旦那も。だからわざわざ電話してまで私に伝えて来たんです。



もちろん、悲しいかな…世の中から全ての差別をなくす事って無理だとは思うんです……ぐすん


日本ではまだまだ国際結婚やその子どもたちが少なくて(増えて来てはいると思いますが。)珍しい存在だったりするんですよね…だから、これから息子たちも差別に近い経験はするんじゃ無いかとは思っています。(だからこそ、一人っ子じゃなくて同じ想いを分かち合える兄弟がいて欲しかったのもあります。)


でも、日本ってまだまだ差別を差別だと認識していない時があるように感じます。
テレビでも、旦那と見ていて二人して


「あ〜……コレはあかんで…差別やで…」

ってなったこともありますし、その事をネットで検索して見ると



差別差別言い過ぎ。


ほんなら日本に来るな。国へ帰れ。


みたいな意見があったりして……


もちろん、ネットは一部の人の意見だろうし、みんながそう思っているわけでは無いのは分かります。



お笑いでも太っている人の事をバカにしたり、ブサイク不細工と言ったり言われているのを見て笑ったりするの、私はあまり好きではありません。


見た目ってどうしようも無くない?みんな整形しろって事?でも、整形してたら整形してる事でゴチャゴチャ言う人居てるよね?



って考えると、やっぱり私が息子たちのメンタルを強く、何を言われても大丈夫な子たちに育てるのが一番だと思うんですけどね笑



ただ、これから国際化を見越しての英会話なら、英語だけ習ってても考え方がそれってどうなん?って思いました。



違って良いねん〜それがその人の個性やねんから〜!
みんなが同じである必要は無いって思います。
そして、その違いを笑い者にする権利は誰にも無い。とも思います。



みんな、それぞれの良いところを持ってるねんから、それを磨こうぜ〜!ほんで、語学も出来たら将来的に日本だけじゃ無くて、海外でも活躍出来る日が来るかも!




この一件を通して、少し息子たちがこれから暮らして行く世界に不安を覚えつつも、しっかり母親として私が伝えて行かないとダメな事は沢山あるな〜と感じました。勉強になった!



長くなりましたが、ここまでお付き合いしてくださった方、ありがとうございます!







人気ブログランキング


ポチッと応援お願いします猿