オープンクローズ戦略?! | 弁理士kの 「ざっくりブログ」

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弁理士試験(本試)をざっくりと解説します。
その他の所感をつれづれと

以前、下世話な計算をしたトヨタの特許開放の件
どーも、全てが権利になっていないような話がある。
(ソースを探しているのだが、昼休みだけでは無理)

報道は正確にして欲しいものだが、いずれにしても金額的には対した差異はないでしょう。
それにしても胡散臭いのが「特許の無料開放」という言葉、
特許権を放棄すれば維持コストがかからずに公共の財産として技術を提供できるが、
それはしない。コストをかけてまで権利を維持する。
なんか、どこかに裏がある。そう思えてなりません。

裏の有無はさておき6000件程度の開放を踏み切ったのなら、
1万件以上の案件を仕分けしたに違いない。
知財部さんの阿鼻叫喚が聞こえてくるようです。
その陣頭指揮にたった人には最大の敬意を払いたいと思います。

で、こんなんを「オープン・クローズ戦略」と言うそうな
開閉戦略・・・・・
知財のような不確かなものを所定の閾値で仕分ける。
並大抵の胆力ではもたないでしょう。