1時間半の飛行後、アナウンスがあって、着陸

 

ドイツ語では長い説明だったのに

 

英語では、ただ1文。

 

「不時着します。」

 

窓から外を見ると依然として、陸地は近い。

 

真下は森林が広がっている。

 



森林に不時着するのかなあと思っていたら、


突如、前方に滑走路が見えて、

 

小刻みに揺れながらも普通に着陸した。

 

 

一体ここはどこなんだろう。

 

 

グーグルマップを見てみるもよくわからない。

 

でもドイツ国内のようだ。

 

 


私たちは、一番前だったので、


一番最初に降りることができた。


いつまでも機内で待ちたくないので、ちょっと安心。



 





外には消防車と救急車が2台づつ停まっていた。

 

救急患者なのかなあ。

 



だったら良いけど、


CAが最初から最後まで


ずっとシートベルトをしたまま座っていたから、


きっと違うだろうなあ。

 



指示されたバスに乗り込む。

 

なぜかみんな小声で話してる。



 

とりあえず、

出発したフランクフルト空港に


戻ったらしいということがわかった。



 

バスはめちゃくちゃ走って、


普段は使われていないビルの前に降ろされた。

 

 

ビルに入ると全員が


地上職員の元に駆け寄り説明を求める。

 



しかし地上職員も


「私達も説明を受けていないので詳細はわからない」


と言う。

 

乗客はみんなイライラしている。

 

 


ミロシュは、とりあえず、


この航空会社を紹介したデニスに電話すると!


 

デニスジェームズはなんと!!!

 

「僕が乗った時も、機内が煙に覆われたんだよ」

 

ええええ、そんな航空会社紹介しないでよ!!!

 



ミロシュはその後、状況をインスタにあげた。

 

 

頼れるは、世界に分散するミロシュファンの人たちだ。

 

 

情報を待つ。