2歳半の子が公文のたし算をスラスラ解いている動画がtwitterで話題だけど、これくらいの年齢で算数ができたり文字が読み書きできる子はたまにいて、彼らがワクワクしてやってるなら、好きなだけやらせてあげればどんどん伸びる。

問題はこういう話題が盛り上がると、本当は押し付けでやらせてる自覚があるのに「うちの子も同じです😊」と反応して自分を誤魔化す親が互いにいいねして更に自己暗示をかけたり、我が子もそうなればと新たに押し付けを始める親が大量発生してしまうこと。

困ったことに、子どもが小さければ小さいほど、外から見てその子がやらされてるのか前向きにやってるのか見分けがつかない。自分はそんな興味が無いけど親が喜ぶからと頑張ってる子もいる。でも時間の経過と共に好きでやってる子とやらされてる子に差が出てくる。

押しつけでやらせてもある程度結果が出るので、小学校1,2年はなんとかなっても、3,4年になると「もしかしてやばいかも」と思い始め、5,6年生になれば「やっぱそうなるよな」と限界が見え始める。親子関係は崩れ、子どもが成人したあとで「こんなことになるなら好きなことをさせてあげればよかった」と後悔する。

昭和からいる教育ママは世代が変わっても存在し続けて、令和では『知育』というていの良い隠れ蓑になるワードを手に入れ、スマホやネットを使いこなすがやってることは何十年も変わっていない。押し付けでは本物は育たないのだ。そういうことを言うと「私は我が子に一番になって欲しくないし。それなりになってくれればいいんです」と言い出す親も出てくるが、一度しかない人生で「私の言う通りにして『中の上』を目指しなさい」と言われて誰が喜ぶというのだろう。

ナンバーワンにならなくてもオンリーワンになれば良いけど、オンリーワンになるためには子どもが自分で考えて自分で選んで生きないと無理。他人からしたら全てを持っているような成功者なのに「自分で選んだことが何もないから自分は何も持っていない」という人を僕は知っている。

子どもがキラキラ目を輝かせてやってるなら絶対に未来につながる。でも親が「これって私のエゴなのかな」と少しでも思うなら、今あなた達親子が乗ってる船は多分泥船です。8割9割沈むでしょう。

「数字に興味持つかな」「文字に興味持つかな」と餌を撒くのは撒けば良い。上手にやれば子どもが自らやりたがるから。あなたが大好きなこととか、あなたの推しの魅力を友達に語るみたいに勉強の魅力を子どもに伝えることができたら響く子はいるよ。これは勉強に限らずスポーツでも音楽でも何でも同じ。

自分の周りの人として尊敬できる魅力的な人がどんな育ち方をしてきたか聞いてみたらいい。多くが自分で考えて選んできた人だと思うよ。子どもにステータスを期待しても良いよ。でも子どもが納得できる形で子どもの才能を伸ばしてあげて欲しい。周りの声とかネットの情報を鵜呑みにして子どもに押し付ける中途半端な教育ママじゃなくて、ガチで我が子と向き合って我が子を伸ばす本物の教育ママが増えて欲しい。もちろんパパも。



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