死との距離 | 副店長のブログ

幼稚園か小学校に

入ってすぐくらいに

隣の家の女の子が亡くなった。

白血病だったらしい。


それから

近所の友だちが

交通事故で亡くなった。

車に乗っていての事故だった。

両親と子ども4人のうち

生れてすぐの

双子の赤ちゃんだけ無事だった。



小学5年生と6年生はクラスがえが無かったので同じメンバーだった。


5年生の時にクラスの女の子が亡くなった。

先生がそのことを話すとクラスの女子が泣き出したのを覚えている。

ずっと休んでいた。

ガンだったらしい。


放課後 クラスの全員でお通夜に行った。

その子のお母さんが泣いていた。


そして小学校を卒業してすぐに

また小学校の同じクラスだった女の子がまた亡くなった。

病気だったらしい。


同じメンバーでまたお通夜に行った。


普通の小学生中学生よりも

死は身近にあったのかもしれない。


小学生の頃は喘息持ちだった。

度々発作が起きた。

なぜ自分だけ苦しくなるのかと

思った。


高校生の頃は健康になり

皆勤賞をもらった。

その頃からしばらくは

自分の死について

ほとんど考えた事はなかった。


でも

歳を取ると

テレビに出てる有名人が

自分より若いのに

亡くなったニュースを

見聞きするようになる。


その方たちよりは

自分は生きられているなと

思うようになった。


自分はあとどのくらい

生きられるのか

頭をよぎるようになった。


身近な人がだんだんと亡くなり

死との距離も近くなってきたと

感じる。


私も妻も

体の不具合がいろいろと出てきた。

病院通いする日々だ。


今まで普通に出来た事が

出来なくなる。

そんな事が少しづつ増えていく。

こうやって弱っていくんだな。


街なかには

自分よりも年上だろう人が

自分よりも元気だったりする。

うらやましいと思う。



長生きだと思う私の父も

家の中で転倒して

背骨の圧迫骨折してから

急激に衰えた。


転倒が無ければ

今でも歩き回れるくらい

元気だっただろうに。


歳を取ると何がきっかけになるか

分からないなと思う。


父が

私の歳には健康だった。


現在の状況では

私は父の年齢まで

多分生きられないだろう。