激動の1週間でした。

1週間で訃報が2件。


1件は休職中の方が、自ら命を絶った。

会社という立場でお通夜・告別式の手伝い。

休職の理由が理由だったこともあり、遺族としてはやはり

会社に対し複雑な思いを持っているのが感じられた。


もう1件は、同じ課の上司。

奇しくも、共に前述の葬儀の手伝いをしていた方でした。


木曜日、午前中いつも通り仕事をこなしていたが、昼休み明けに

頭痛が酷いから健康支援室に行ってくるわと一言残していったのが

最期でした。


1時間経っても戻ってこないので、健康支援室に電話。

「えっ、来てないわよ。」っていう産業医の先生の言葉を聞いた途端

嫌な予感がした。


1時間も経っていることから、人目につきにくい場所=トイレの個室っていうのが

感覚として分かった。


事業所中のトイレを総出でチェックして、同期がいびきが聞こえる個室があるという

連絡が入り、急いで中を確認した時には、もう意識が無かった。。

そこからのことは、あまり記憶に無い。


くも膜下でした。


発見から3時間以内に病院に搬送すると、生存の可能性があると聞いたことがあるので

僅かな望みを抱き、回復を信じて待った。


その日を乗り切ったという連絡が入って、皆が安心したのも束の間、

次の日の昼頃容体が急変、そのまま逝去されました。


現場上がりで、酒とタバコが大好きな、頼りになる親分肌な人でした。

直属の上司では無かったものの、非常に気配りの出来る人でした。


通夜・告別式もあっという間に終わってしまって、まだいなくなってしまったという

実感がないのも事実。


2日間ともたくさんの方が弔問に訪れた。


受付をしながら、「ただ生きる」だけで、こんなにも多くの人が1人の人間に

関わっているのだと思った。

1人の人間が亡くなることで、こんなにも多くの人が悲しむのだと思った。


生に対して深く考えさせられた1週間でした。


明日からまた新たなスタート、すぐには今まで通りの職場にはならないと思うけど、

思いを胸に秘めて、前を向いて頑張っていきたい。