つるし雛⑫辰(最終回)
今月のつるし雛は辰
今回で12ヶ月完了となりました。
まずは、辰
神秘的で伝説上の生き物とされる龍は、神仏の化身とされ
災厄を祓い、運気を上昇さらる守り神と言われています。
顔をつくるものはやはり表情が難しい・・・
次は 桜
桜のように可愛らしく愛され、親しまれる人に育って欲しい
との願いがこめられている。
はなびらの角々がくっきりと出なかったかも・・・
鶴
鶴は一夫一婦制で仲がよく、毎年同じつがいで渡って来るので
末永く夫婦円満をもたらすとされています。
また、鶴は萬年、のとおり長寿の象徴とされています。
巣
鶴が子を大切に育てることから、その巣には子を思う親心が
こめられています。
来月は、12本すべてを吊るす輪を作ります。
完成したら、3月、飾りたいと思います。
12ヶ月作ってきて、ちりめん細工のことを何も知らずに始めてしまったので
型紙を布に写すとき、最初、布が動いてしまい困ってしまいました・・・
しかし、和小物を扱うお店や手芸店でサンドペーパーを貼り付けてある
ちりめんの布専用の台を見つけて、それからは大きさもうまくいくようになり
腕もあるけど、道具がいかに大切かいろいろ気づくことがありました。
1枚の布から人形や花が出来ていく不思議な感覚
ちりめんの性質上、大量生産は出来ない、手作業の大切さを
知りました。
また、機会があれば、本屋さんにあったちりめん細工の本から
なにか作ってみたいと思います。