こんにちは、サニファのやっさんです♪
この記事は、熱延・酸洗鋼板と中厚板、鉄筋用棒鋼など汎用鋼材についてのものですが、5月1日から鋼材だけでなく、それらの鋼材から製造される鉄鋼製品までがその対象となりました。
増値税とは簡単に言うと日本の消費税みたいなものなのですが、いままでは外貨獲得及び輸出振興のために製品輸出時の増値税13%は還付(製品によって還付率は様々です)されていたのですね。要は免税にしてたわけ。
鉄鋼製品については、その還付率は13%で全額還付されていました。
よって、日本の会社は本来の調達価格よりも13%安く購入できていたというわけです。
日本で言うと100円の商品に10円の消費税がかかって本来110円で購入するものが、10円の消費税が免税となっていたので100円で変えていたということです。ま、免税店で買って輸入していたような感じかな。
その免税が突如として撤廃となりました。。。
これ何が問題かと言うと、100円で買えるから注文したけど、いざ輸入する時になって、113円で買わないといけない事になったということなのです。
俺、100円で発注したじゃん!って言っても、113円払わなければいけない。
安く買えたという目論みは泡と消え去る訳です。
話が違うと言ってキャンセルしようとしても、当然ペナルティ費用は払わなければ輸出側も納得しません。
だって、政府が決めた事ですからねぇ、輸出側も税金を誤魔化すことはできません。
ま、もともと購入者が負担しなければならなかった増値税ですから、購入者が負担しないといけないのですが、経過措置も減ったくれもなく、突然廃止になったもんだから、さあ大変ですよ。
ゴールデンウィークが明けたら、お客様に増値税ご負担のお願いをしないといけません。。。
泣けてくるなぁ
みんな納得してくれないだろうけど、負担していただかないと、解決の道がありません。
ああ、気の重いゴールデンウィークになっちまったぜ
ではでは。