2月の東京支部例会 | 盆栽と共に・・・

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自分の記録帳

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今日は久しぶりに東京支部の例会に行ってきました。
最近私生活が忙しく、行ける暇が無かったからです。
久しぶりに行けて、とりあえず時間を間違えて30分早く来てしまいました!ショック!
まぁとりあえず遅刻はしなくて良かった。
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毎回恒例の展示。
卓は持ってないので、展示するなら集めたいですね。
でもやっぱり卓は高い。ガーン
まだいいかな。

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こんな風に切り取るのも良いですね~ニコニコ


今回はバラ科の樹についての管理でした。
教えて頂いとことをいろいろ自分なりにまとめてみます。

~バラ科全体について~

・花は花時、実は実時のときに樹を買う。花付きの良い性、実付きの良い性確かめて買おう。
・花付き良=実付き良
・根頭癌腫病はマイシン系の薬剤で治療。使った道具も、炙って無水アルコールなどで消毒する。

~木瓜について~
・木瓜は品種が多く、その品種の多さが人気。
・木瓜は芽が動き出すのが早い。
・木瓜は個体差が大きい。
 性の良いものは挿して一年で花が咲く。
・東洋錦を挿し木するときは赤い花の咲いている枝は挿してはいけない。
 赤い花しか咲かなくなり、咲き分けしなくなるので、縞が有る花や白い花の咲く枝を挿すと、咲き分けする。
 東洋錦を挿し木をしたいなら親木は咲き分けの多いものを。
・雲龍木瓜という珍しい品種が有り、枝が曲が付いている枝しか出ない。
 ただし枝の伸びはあまり良くない。

~ピラカンサについて~

・橘もどきは中国原産。ピラカンサはヨーロッパ原産。
・ピラカンサと橘もどきの違いは、
 橘もどきには葉の裏に細かい毛が生えていて、
 ピラカンサには生えていない。
 橘もどきは実が黄色く、ピラカンサは赤い実が付く。
・橘もどきは花付きが凄く悪く、あまりお勧めできない。
 ピラカンサは凄く花付きが良い。
・黄色い実を楽しみたいなら黄色い実のピラカンサがある。
 新葉がの先が少し尖っているのが、黄実のピラカンサ。
 先が丸いのが赤い実のピラカンサ。
・後から来たピラカンサに橘もどきは駆逐されてしまった。
・花屋などで実が付く時期にピラカンサの大きな苗が売っていたりするので、
 一年間枝を伸ばして、針金を掛けて曲げる。その翌年挿し木をすると、
 曲のある素材が沢山出来る。
 5本ぐらいモノに出来るものが有るかも。
・花が咲いているときに取り木をすると、実が付いてる木が取れる。

~バラについて~

・根元から枝を成長期は絶えず出すので、シュートの更新を4~5年に一回はやった方が良い。
・バラは座が出来ないと花が咲かない。
 座に養分が貯まっているため。
 根元からの枝を伸ばして座を作っていく。
・バラの品種物は20年は持たずに枯れてしまうので、
 枯れる前に枝で挿し木して予備を作っておくと良い。
 テリハノイバラなどの品種ではないものは50年以上生き続ける。
・バラは比較的樹形が自由なので、自分の作りたいように作っていくと良い。
 あり得ない樹形はあまり良くない。

~植え替え~

・植え替えは秋口9~10月、春の植え替えは比較的早く2~3月。
 早めのほうがいいらしい。
・植え替えたら発泡スチロールの箱やビニールハウスなどで保護する。
・元肥はごろ土の上にマグァンプKを入れる。
 入れ過ぎると枝が暴れるので注意。
 一号鉢で5~6粒。
 鉢の大きさで量を調整する。
・太根を切ったら気にになるようであればカットパスターを塗る。
 墨でも代用可。黒いからってマッキーとかは駄目。
・苔は展示したりするときにも使うので大事にする。
 細かくしないようにする。
 ヒゴケなどの貴重な苔は特に。
・用土は自分の環境や水やり回数などを考えて配合する。
 水やりが多い人は砂を少し多めに。
 少ない人は赤玉土を多めに。

~梅について~

・野梅系、緋梅系、肥後系?がある。
・甲州野梅と天草野梅が挿し木が出来る。
・毎年正面が変わり易いので、丸鉢に植えると良い。
・新芽を確認して切る。
 下手すると花芽しかつかず葉がでなくなってしまう。

リンゴ系について。

・ズミはかなり実付きが悪い樹種だったが、一才ズミの登場で、人気が出た。
 海棠や姫リンゴなども交配で大助かり。
・ズミはほかのリンゴ類との違いは三つ葉であること。(別名ミツバカイドウと言われている)
・姫リンゴの繁殖は接ぎ木のみ、挿し木も取り木も成功しない。
 実生しても先祖帰りしたズミしか出てこない。
 先祖帰りしたズミは実付きが凄く悪い。
 まず実が付かないとか。

~花梨について~

・盆栽としては良い樹が作れるが、実生では実がなるまで時間がかかる。
 ましてやミニではまずならない。
・マルメロという花梨みたいなのががある。

~長寿梅について~

・シドメという草木瓜の矮性種。
・松平治郷公が(松平不眛)大山で見つけたという。
 もとは関西方面原産だとか。
・根連なりが作り易い。
 地植えになっているものは大きくならない木だが、根が10m以上ある。

このぐらいかな・・・

最近は盆栽にかまってやれなかったので、
また盆栽は楽しいと再認識した例会でした。

T屋さんに自分の樹をいろいろこうしたほうがいいよと、
教えていただいたり、頑張ろうという気になりますね。

・・・で皆さんは一木さんに行ったそうですが、
私はなんせ時間がないものですから、いちもくさんに帰りました( ゜∋゜)