そんなに仲良くないはずの女の子と学園祭を二人で回っていたんです。

どこの催し物に行ったりとかそんなのはあんまり覚えてないんですが、

「あっちに行こう?こっちに行こう?」

ってその子の気まぐれに連れ回されて。

お化け屋敷みたいなやつに入ったり

「おい!あいつら二人きりで歩いてるぞ!!」

なんて他の生徒にバレて駆け足で逃げたりして。

スリリングだけどその瞬間その瞬間を楽しみたい気持ちと、

その子の顔とか声とかを自分にインプットして、
あわよくばこのひと時の中でその子の頭の中も僕でいっぱいにしたいという歯痒い気持ちが交差して

それはそれは甘酸っぱい時間でした。

その子は浜辺美波ちゃんにそっくりで

今改めて比べてみたら本人なんじゃないかと思うぐらいであって

とにかく透明感しかなくて僕なんかとはとても釣り合う訳が無い様な女の子でした。

陽も暮れて来て学園祭が終わりに近づくに連れてその子は僕の手を握ったまま慌ただしく走り出すんです。


「もう会えないかもしれないから!」と。


(えっ。ちょっと待って何で??)

聞き返す事も出来ず僕はその子に連れられるままその子が行きたい場所へと連れられて行きました。

違う学校なのか?それとも誰かの恋人なのか?

知る術もなくその子は

「今日はありがとう!!
絶対に、私の事を見つけてね!!!」


そう言い残し僕の前から居なくなってしまいました。

という夢を見ましたwwwwwwww

起きた瞬間の僕の一言。

「これ夢かぁ、、、きっつーーーーーーwwww」

なんならちょっと泣いてた。

おわり

(被ってる帽子は僕が幼少期にスイミングスクールで被っていた物で、後ろの写真は僕のおじいちゃん。)